柳生忍法帖 観劇感想3 ~愛月さんについて~

星組『柳生忍法帖』を宝塚大劇場で観劇した際の感想のパート3。
今回は愛月さんほか、その他のキャストについて書く…のですが、都合上、ページ(記事)を分けました。
まずは愛月さんだけ。
これまでに書いた感想はこちら。
キャスト別感想
愛月 ひかる(芦名銅伯)
会津藩を陰で牛耳る、芦名一族の長。
会津奪還を果たすべく、107年間生き永らえている謎の男。
***
宙組時代から、様々な濃ゆい悪役や人ならざる者を演じてきて、悪役専科の異名を持つ愛ちゃん(愛月さん)。
その集大成として、退団作品でも濃ゆい悪役を任された…のかどうかはわかりませんが、個人的には、もっとやってほしかった!
演出の大野先生の希望で、107歳だけど、年齢不詳で演じることになったそう。
そして思いのほか美しいビジュアルになった結果、”悪み” 不足のような気が。。。
美しいとはいえ、不老不死の謎の美男子ということもないような、どっちつかずな印象を、私は持ってしまいました。
見た目だけでなく言動も、本作内ではそれほど悪くないと思うんですよね。
部下の七本槍が「銅伯様!!」とひれ伏すこともなかったし。←こういうのを期待していたw
なお、美しいビジュアルなんですが、私の好みではなくて、愛ちゃんの最後の作品としては惜しかったです…! ←個人的な理由すぎてスミマセン
愛ちゃん、ロングヘアーは黒髪の方が似合うかな。(王家、天河、異ルネ、黒い瞳、ティボルト…。あ、でも、死のグレーヘアは良かったな!)
なので、銅伯の回想シーンがもう少し長かったら嬉しかったw
後半のショーで、キラキラ愛ちゃんが堪能できて良かったです(´;ω;`)
→金髪ショートの愛ちゃんは好き♥
ほんと「宝塚の男役」を見事に体現されているお方ですわ・・・。
愛ちゃんといえば、滑舌が課題視されてきましたが、ずいぶん改善されたと感じます。
歌もちゃんと、歌詞が聞き取れました。
初見時、「芦名」が「阿修羅」に聞こえたというのはありましたが…。
先ほどさらりと触れた通り、愛月さんは今作で、惜しまれながらも退団されます。
宝塚愛が深くて、男役道を究められている愛ちゃんには、もっと宝塚で、後輩指導してほしかったけど…
宝塚愛が深いからこそ選んだ引き際が、今なんだろうな。
できれば、愛ちゃんについては別途、記事を書きたいと思っています。
そして、それでも今回が思ったより長くなってしまったので
その他のキャストの感想は、記事を分けます。
ダラダラとすまんです。。。
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