柳生忍法帖 観劇感想2 ~主演2名について~

昨日に引き続き、星組『柳生忍法帖』の感想。
今回は、主演お二人について書きます。
 

これまでに書いた感想はこちら

キャスト別感想

礼 真琴(柳生十兵衛)

隻眼の天才剣士・柳生十兵衛。

運動能力が高く、やんちゃなところもある十兵衛は、礼さんの持ち味によく合っていました。
また、演技・歌ともに不安がないので、安心して見られるお芝居でした。

  

ビジュアルは、いわゆるイケメン風ではないけれど、似合っていたと思います。
私はけっこう好き。
 

2番手の愛月さんと比べると、頭身低めなことは否定できませんが(相手が悪すぎる)、
人ならざる者 と 日本人剣士 ということで、そのスタイル差が気にならなかったのも良かったです。

例えば、西洋式軍服で2人が並んだら、悪気はないけれど、愛ちゃんの見映えに目を奪われてしまうと思うのよ。。。

 ***

お話の都合上、堀一族の娘たちの仇・七本槍は、娘たち自身で成敗せなばならないため、思ったより十兵衛の剣豪としての活躍場面が少ないのですが、魅せる場面はかっこよかった。
 

何より冒頭、ご本人も「礼真琴史上、一番の難易度」という、歌いながらの殺陣 VS 会津軍が見どころ。

速度抑え目の殺陣ではありますが、歌いながら かつ銀橋を渡りながら。(殺陣はさすがに舞台上だけだったかな?うろ覚え)

その歌声が、録音かと思うくらい全くぶれないのがすごい。←絶対生歌だと、わかってますよ
相変わらずの美声を堪能できました。

礼さんの歌声を聴くと、星組見に来れて良かった~☺と思います。
 

あと、細かな点ですが、盲目の花婿に扮している場面で、けっこう立ち位置を移動するのに、ずっと目を伏せているのが何気にすごい。
完全に閉じてはいないだろうけど、ほんとにずっと伏せていた。
 

舞空 瞳(ゆら)

銅伯の娘で、会津藩主・加藤明成の側室。
明成主体で囲った側室ではなく、会津奪還の道筋を付けるために、銅伯があてがったのだと思われます。
 

銅伯の依り代になったり、非道なお香の術を使ったりするので、どこか化け物感があるのですが、実は普通の人間の娘だと思ってみれば、終盤の急展開もちょっと許せる・・・かも。
 

でも「普通のお姫様ではない」ことと、低めのお声がよく合っていました。
舞空ちゃんは、かわいらしい見た目に反して、強い女性役が似合うと思っているので、ゆらも良かった。

 

本作品では、十兵衛を想っている時間よりも、十兵衛の敵側にいる時間が長いので、ヒロイン感が薄め
恋愛要素が薄く、登場頻度もそれほど高くないのは、宝塚的には残念ポイントかなと。

 

開幕時の、ゆらのわらべ歌ソロが、とても美しいです。
舞空ちゃんは、高音でクラシックな曲調のお歌はうまい。

トップ娘役が顔を出さずに歌い上げるのは珍しく、驚きました。(すぐに出てくるけど。)
開演アナウンスよりも先に始まるあの歌い出しは、緊張するだろうな~

 

そして、相変わらずお顔が小さい!
舞空ちゃんの、顔のパーツが中央に寄ったお顔立ちは、豪華なかんざし付きの鬘が似合うんだな。

花魁風の、前結びの豪華な帯が付いた個性的な衣装も、ばっちり着こなされていました。
かわいかった。


今回はここまで。
次回、愛月さんほか、その他のキャストについて書きます。

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