ロミオとジュリエット 観劇感想4~シナリオ編~

本題の前に、花組アウグストゥス、開幕おめでとうございます!
私は今週末観劇させていただきますので
first impressionな感想メモを早々に書けるよう、努めます~。

 

さて、何回かに分けて書く、ロミジュリ感想。

今回はシナリオについて。
この後、演出面についてとキャスト別感想を別記事で書いていく予定です。
 

初回観劇時の感想メモと、役替わりについての感想を、以前書いておりますので
よろしければあわせてどうぞ。

※ロミジュリの舞台作品は、宝塚以外も含め見たことがなかった者の感想です。


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シナリオについて

言わずと知れた、シェイクスピアの名作戯曲が原作で
ミュージカルとしては、2001年にパリで初演されたロックミュージカルを、宝塚版にアレンジしたものです。

 

お話の大体の流れは、多くの方がご存知だと思いますし、シェイクスピア作の物語をここで評することはしませんが、こんなに若々しいストーリーだったのかと、今更驚きました。
 

わかりやすくロマンチックなラブストーリーで、おとぎ話のよう

小~中学生ぐらいなら素直にドキドキしながら楽しめそうだけど、今見ると、若気の至り満載だな…と思ってしまった。

(これをシェイクスピアが書いたのか?と、原作と比較したくなったのですが、近隣の図書館は、すべて貸出中だった・・・。お仲間だろうか 笑 ←買えと。)

 

お話の主題は2人の悲恋にとどまらず、理由も考えずに脈々と続いてきた、家同士の争いの愚かさを説き、それを解決するのは愛であった、ということだと思いますし、それはしっかり伝わりますので問題なし。

セリフは易しい言葉でわかりやすいですし、歴史に残る名作に触れる機会として、良いものでした。

私が「そういえば、原作をちゃんと読んだことがない!」と気づいたのは、まさにその効果ですよね。
 

ジュリエットのイメージが変わった

ロミジュリ原作をちゃんと読んだことがなく、舞台も見たことがなかった、なんとなーくのイメージで、ジュリエットは運命の男性を待つ、夢見がちでほわんとしたキャラクターだと思っていましたが、今回、そうではないとはっきりわかりました。

夢見がちなだけではなく、強い意志のあるお嬢さんなんですね。

 

演出の小池先生は「ジュリエットは、物語を動かすキーパーソン」だとしっかり意識されていて、舞空ちゃんにも、そこを意識した、芯のある演技を期待されていたようです。

恐らくそれが功を奏して、私は、観劇回数を重ねるたびにジュリエットの好感度が下がってしまいましたw
 

意志の強いジュリエットは、自分の考えに合わないことにはほぼ聞く耳を持たないし、「物語を動かす」けど、人に頼むんですよ。自分ではやらない 笑。

言うだけじゃなくて、もっと動いてよ~と思ってしまったのでした。
まあ、後半の行動は、自分で起こしてやり切ってますけども、
 

有名な「どうしてあなたはロミオなの?」のシーンでは、
「名前を捨てて。無理ならせめて、私を愛して。」だからなぁ(その後で、自分も名前を捨てるとのこと)

あと、追放令が下ったロミオに、最後に自分の部屋に来いとは、なかなか無理難題をおっしゃる…!とも思った(罪人が貴族の家を訪問するより、その逆の方が易しそうと思った)けど、女性が夜中に男性を訪ねることは、時代的にあり得なかったかもですね。

 

そんな時代に、このような強いヒロイン像を創り出したシェイクスピアがすごい気がしてきました。
ディズニーだって、快活なプリンセスが増えてきたのは近年ですもんね。
 

オタク目線の余談

以下、わかる方だけわかってくださいw

自分で二次創作を考えるなら、死×愛で描くわ~と妄想しておりました。
(メインカプ以外を好きになりがち人間) 

プロローグの英真さんのナレーションから、途中で所々対峙する場面、そして最後に2人が重なるところまで、
いや~ 美しく、奥深いよ。

「愛」は、宝塚版のオリジナルキャラクターなので、宝塚でしか見られない組み合わせ!
妄想させてくれてありがとう、宝塚。
 

私は、どれかというと(元)絵描きでして、シナリオを練るより先に、イメージビジュアルの構図を考えがちです。

で、死×愛ならどう配置しようかと考えてみると、顔を近づけて見つめ合うのも、完全にすれ違うのも何かが違う。

そう考えると、ラストシーンの「見ている方向は違うけど、体は同じ向きで重なる」ていうのは、ベスト配置かもなーと思うのでした。(そして、オリジナルの構図が思い浮かばないw)


シナリオについての感想はここまで。

次回は、演出面(音楽・衣装など)について書きます。

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