CITY HUNTER-盗まれたXYZ-観劇感想3 ~キャスト別感想2~

昨日は、轟さんご退団かぁ・・・としみじみしておりました。
公式サイトの、スター紹介・専科のトップページの写真が轟さんじゃなくなるのが信じがたい。。。
宝塚は、偉大な方を失うなぁ
たくさんのものを残してくださったと思うけど。
この、宝塚の歴史に残りそうな出来事に立ち会えて感慨深いです。
轟さんの舞台を、何本か直接観劇できて良かった。
***
さて、本題は昨日に引き続き、雪組CITY HUNTER@宝塚大劇場の観劇感想です。
これまでに書いた感想は、こちら
目次
その他、印象深かったキャスト別感想(敬称略)
昨日書いたメインキャスト3名以外で、印象深かった方について書きます
が
改めて、濃ゆいサブキャラが多いわぁ・・・
多いけど、皆さん印象深かったので、浅く広く行ってみます。
学年関係なく、印象に残った順で書かせていただきます。
※物語のポイントになるようなネタバレはしませんが、キャラクター設定に触れております。
綾 凰華(槇村 秀幸)
たしか、香の兄って死んでたよね?どうやって登場するんだろう?と思っていたら、今作でも割と早めにお亡くなりに。。。
でも、狂言回し的な役柄で出番は多いので、ファンの方もご安心ください。
ビジュアルの再現度はかなり高く、納得の出来でした。
Fire Feverのだるまロケットで強く思ったのですが、綾さんは、漂う色気が素敵なお方。
男役にしては女性っぽいといえばそうなのかもしれないけど、おかげで、なんとも言えない妖艶さがある。
その、どこか女性っぽい雰囲気が、優しい槇村にもハマッたのかなぁと思ったりしました。
※槇村自体は、色気を垂れ流すようなお役ではないです!
縣 千(海坊主【伊集院 隼人】)
原作のビジュアル再現のために最も努力し、見事にやり遂げた方だと思います。
まず、ジェンヌさんが「あの」海坊主をするということ自体が未知の世界だったのに
こんなに違和感なく再現してくるとは。。。
頭をバンダナで覆うだけでなく、隠しヒールや上半身の肉付けを行うことで、決して大柄ではない縣さんが、ガタイのいい海坊主になっていた。
お見事です。
歩き方とかも意識されてるんだろうな。
お役としては、ほんわか日常シーンから、リョウの「お仕事」のバディ的な立ち位置まで幅広く、実は、リョウの次においしい男性キャラだったのでは…と思います。かわいい彼女もいるし。
お芝居での歌の印象は、正直残っていないのですが(スミマセン)
Fire Feverで優遇されている印象でした。New Fireのセンター、カッコよかった!
てか、原作ファンで宝塚初見だった方は、海坊主役の人がショーにも出てるって、わかんなかっただろうなw
彩 みちる(野上 冴子)
トップオブ「アニメのイメージと違っていて残念だったキャラクター」。
なんだかクネクネしすぎていて。。。
アニメのクールビューティーな冴子が好きだったし、みちるちゃんも好きだから、期待していただけに残念度が高まってしまいました。
みちるちゃんは悪くないんだと思う。
漫画だけ読むとあんな感じのかもだし、サイトー先生のイメージはこれだったのでしょう。
ただ、ビジュアルの再現度は高くて良かったです。
太ももに隠している武器は「あー!これ!かっこよくて好きだった!」と懐かしく思い出しましたw
胸の谷間を描く必要はないと思いましたがね。
あれ、完全にギャグでしょ。そういう所が残念なのですよ。。。
雪組の娘役を代表する存在でしたが、先日、月組への組替えが発表され、驚きました。
確かな実力を、月組でも発揮してくださるのを楽しみにしています。
夢白 あや(アルマ・ダヤン)
思った以上においしかった女性キャラ。
香よりヒロインっぽいシーンまでありました。
夢白さんの、路線的な強さを実感。
夢白さんは実力もあるし、宙組出身のプリンセスが活躍してくれるのは、宙組ファンとして嬉しいのですが、雪組ファンの方がどう見ているのか、少し気になります。
いよいよ次のバウで、雪組生としては初ヒロイン!
実力を発揮して、好意的に受け止めてもらえるといいな。
ホームズ&デリシューですっかり宙組に馴染んだ、元雪組の潤花ちゃんのように。
星南 のぞみ(美樹)
濃いめの登場人物が多い今作において、比較的正統派の女性キャラでした。
キャラの濃さだけで考えたら、圧倒的に不利なお役なのにしっかり印象に残っているのは、役の良さもあるけど、もともと持たれている華もあるのだろうな。
星南さんは惜しまれつつも今作で退団されるので、良い役で良かったです。
諏訪 さき(政)
素の諏訪さんは真面目な印象があるので、おバカな政を全力で演じているのが、なんだか感慨深かった。
諏訪さんは、ショー含め、扱いがかなり良くなっているな~という印象があります。
歌えて演技もできるから、重宝されますよね。
路線に乗せるスターは、若いうちから抜擢する傾向にある気がする雪組にしては遅咲きの方かなと思っていたけど、安定感があって好きなので、引き続き活躍していただきたいです。
野々花 ひまり(冬野 葉子)
政と並んでハイテンションな葉子。
ちょっと騒がしすぎて、正直見ていて疲れることもあったけど、もともとひまりちゃんが持っている「陽」の雰囲気が活きた、可愛らしいキャラクターでした。
(ひまりちゃんの素は、葉子ほど陽ではないと思ってますよw)
タカニュでちらっと見た、新人公演ver.(夢白さん)は、全然印象が違って面白かったです。
芸達者な夢白さんでも、ここまでのはっちゃけはできなかったか…。
だからこそ、役になり切れるひまりちゃんすごい、となりました。
眞ノ宮 るい(北尾 裕貴)
クールで、どこか嫌味のあるキャラ、すごく良かったです←褒めてます
シュッとしたビジュアルもハマってた。
一方Fire Feverでは、スチール写真でも見れるオス感強めな雰囲気とのギャップがすごくて、ドキッとしました。
新体制で、大きく輝きを増した一人だと思います。
星加 梨杏(織田 隆治)
勝手に、同期の眞ノ宮さんとセットで見ているかりあんさん。
今回、キャラの重要度では差がついた印象ですが、私は織田が好きですよ。
知的キャラより、ちょっと抜けたキャラの方が好みな私w
単純に、かりあんさんをこっそり応援しているところもあるのですけど。
手がかかるけど、憎めない後輩キャラが可愛かった。
冴子には、いずれ織田とくっついてほしい~と、この舞台だけ見てたら思いましたw
夏美 よう(海原 神)
急きょ休演となった英真さんの代役、お疲れ様でした。
これは想像でしかないけれど、英真さんよりも「厳しい父」の印象がより強く、アクが強めの海原になった気がします。
漫画原作のラスボス感があって、良かったかと。
英真さんの悪役濃いめキャラも絶対似合うので、こうなると、英真さん版海原も見たくなりますが、各自の想像にお任せ…ですね。
また舞台で元気なお姿が見られる日を、楽しみにしております。
彩海 せら(小林 豊)
けっこう大切なお役なのですが、他と比べて普通の人wなので、印象が薄くなってしまい、この位置です。
彩海さんは推されている若手だとはわかっていつつも、あまりちゃんとお芝居を見たことがなくて。
今回、堂々とした演技を見て、その実力を感じました。
素化粧の印象から可愛らしいイメージを持っていたけど、ちょい悪?な青年の役、良かったです。
以上~!
雪組に詳しくないなりに頑張ったつもりですが、的外れのことを書いていたらスミマセン。。。
実は、観劇から間があきすぎたし、あまり深い感想を書ける気がしなかったので、その他のキャスト別感想は書かずに済まそうかな…と思っていたのですが
書いてみたら結構書けたし(笑)
各ジェンヌさんを思い返すことができて、良かったです。
星組もさっさと書こう~!
(すでに2週間経過しそうだけど苦笑)