2021年 観劇満足度ランキング ~大劇場公演・お芝居編~

管理人が今年観劇した宝塚作品を振り返りながら満足度をつけていく、1年の総括第3弾(最終回)。

カテゴリは、以下の3つに分けることにしました。

今日はいよいよ(?)「大劇場公演・お芝居編」です。

このランキングの基本ルール

対象となる作品

  • 2021年に宝塚大劇場・東京宝塚劇場で初日を迎えた舞台で、管理人・まつりが観劇できた作品のみ
    ※初日は、先に迎える宝塚大劇場が基準
  • 芝居・ショーの2本立て作品でも、お芝居のみで評価
    ※ショーは別にランキングを作成しています。

以上の条件を満たすのは、以下の8作品

  • 花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』『元禄バロックロック』
  • 月組『桜嵐記(おうらんき)』
  • 雪組『f f f -フォルティッシッシモ-』『CITY HUNTER』
  • 星組『ロミオとジュリエット』『柳生忍法帖』
  • 宙組『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』

<補足>

・初日カウントの基準が「宝塚大劇場」なので、公式HPだと2021年のラインナップにある月組『WTT/ピガール狂騒曲』と宙組『アナスタシア』は、観劇しましたが対象外。

・逆に、東京ではまだ開幕していない、花組『元禄バロクロ/The Fascination!』を含みます。

※ピガールとアナスタシアは、2020年のランキング(下記)に含めています


 

私の「満足度」のランキングなので、技術レベルやシナリオの品質と単純に比例しているランキングではありません。そして、私の好みが反映されています。
そのあたりをご了承いただき、こんな評価をする人もいるんだな~という感じで、見ていただければ幸いです。

では、参ります。
数が多いので、気持ちサクサクめで。
 

第8位

雪組『CITY HUNTER』

宝塚として非常にチャレンジングな作品で、「少年漫画の舞台化」としては成功したのだと思います。
が、「宝塚を見たかった」私は、残念な気持ちを抱かずにはいられませんでした。

少年漫画らしい明るさを残しつつも、もっとかっこよく&ロマンチックにできたと思うのですよね
皆さん、ビジュアルの再現度は高かっただけに残念。

1.5時間の舞台にしては、エピソードを詰め込みすぎな感もありました。

人気が高いアニメ版のテーマソングを複数採用してくれていたのは、嬉しかったです。

詳細な観劇感想は、以下からどうぞ(全4本)
※下記ページから、他の3本にも飛べます

第7位

星組『柳生忍法帖』

原作をぎゅっとしすぎたのか、登場人物が多い割に、物語がさらさら~っと流れてしまって残念でした。
名前のある役をもらった皆さん、キャラ設定が濃そうなので、自分の役で見せたいことが、もっといっぱいあっただろうな~!と予想。

宝塚として雑にすべきでないと思う、主役2人のラブ展開に、かなり無理があったのもつらかった…

礼さんの歌唱力と身体能力の高さを再確認できたのは、とても良かったです。

詳細な観劇感想は、以下からどうぞ(全5本)

第6位

宙組『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』

あら。こんなに下の方の順位とは、自分で驚いた←

推しの宙組で、好きな出演者がた~くさんなので、まったく苦なく複数回通いましたが(笑)、
1回ではシナリオがわかりづらかったり、宝塚色の強い結末に「そうなの?原作と違いすぎん?」と心配になったりしたので。

脚本の生田先生がシャーロキアンなうえに、ホームズ研究家の北原先生が太鼓判を押しているので、問題ないのでしょうが。
原作に詳しい人ほど、楽しめる作品なのだと思います。

演技・ビジュアル・歌唱は高めで安定していました。

詳細な観劇感想は、以下からどうぞ(全4本)

第5位

月組『桜嵐記(おうらんき)』

私は歴史ものがあまり得意ではなく、初見時はお話を理解しきれませんでしたが、複数回見て、無駄なく組まれた設定と物語に感心しました。
優しく、忠誠心の高い武士を主役にした正統派の和物で、美しいビジュアルも良かったです。

お話に無理はないのだけど、退団作品とはいえ、いや、トップコンビ同時退団作品だからなのだから、あの寂しすぎる結末はもう少し何とかならなかったのかと思ってしまったのでした。

回想で終わるのであれば、桜の下で抱擁する二人の場面がラストでも良かったのでは?と思うのですよね。

詳細な観劇感想は、以下からどうぞ(全3本)

第4位

花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』

日本史だけでなく世界史も苦手な私は、本作も初見時は混乱しながら見たのですが(苦笑)、人物相関図を頭に入れた後はちゃんと楽しめました。

本作で退団されたトップ娘役・華さんと、二番手・瀬戸さんの魅力が最大限に発揮されていたと思う設定とビジュアルが◎でした。
特に華ちゃんの設定がうまく、初見時は種明かしに素直に驚いたので、2回見たくなること必至でした。

他の皆さんのビジュアルも、とても良かったです。

詳細な観劇感想は、以下からどうぞ(全3本)

第3位

花組『元禄バロックロック』

ファンタジー色の強い作品で、一般的な「宝塚っぽい」イメージであろうクラシックで耽美な世界観ではないですが、私は好きでした。

特に印象深かったのは、鮮やかな舞台演出。主に衣装。
カラフルで派手だけど、決してうるさくなくておしゃれ。蜷川実花さんっぽいな~と思って見ておりました。
おかげで、ただの「江戸を舞台にしたファンタジー」になっていませんでした。

柚香・星風の新トップコンビお披露目公演にふさわしく、終始二人がラブラブな感じも良かったです。(終始ラブラブだけど、矢印の方向や思いの強さが変わっていくので、くどくもない)

詳細感想は、こちらをどうぞ(初見後の感想メモのみ)

第2位

星組『ロミオとジュリエット』

言わずと知れたシェイクスピアの名作を基にした、世界各国で演じられているロック・ミュージカルの宝塚版。

本作に関しては、シナリオはあまり加点要素になっておらず、ミュージカルとしての完成度の高さで上位にしました。

楽曲の良さは言わずもがな。
メインキャスト以外は名前のない役が多いですが、それでも一人一人が個性を出しながら全力で演じられているのを感じられました。

役替わりA/Bで、役の印象がけっこう違っていたのも面白かったです。
愛月さんの「死」は、最初に配役を知った時は驚いたけど、愛ちゃんの代表作になりましたね!

詳細な観劇感想は、以下からどうぞ(全7本)

第1位

雪組『f f f -フォルティッシッシモ-』

2021年、唯一泣いた作品でした。
(泣いてる方が多かった桜嵐記で泣けなくて、ゴメンナサイ・・・。私、「お涙頂戴」系はあまり泣けないのです。壬生でも泣かなかった)

それが、悲しくて泣くのではなくて、本作品における「第九」の運命的な成り立ちと、望海さんの歌に感動して泣いたのですよね。

あんなに、歌の力を全身で感じたのは初めてでした。
人気と実力を兼ね備えた偉大なトップスター、望海さんの退団作品にふさわしかった。
真彩さんが演じた「謎の女」なくして「第九」はできなかったという展開に、二人の関係性が重なってましたしね。

詳細な観劇感想は、以下からどうぞ(全5本)

おさらい:2021年 大劇場公演(お芝居) 第1位~第8位

第1位:雪組『f f f -フォルティッシッシモ-』
第2位:星組『ロミオとジュリエット』
第3位:花組『元禄バロックロック』
第4位:花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』
第5位:月組『桜嵐記(おうらんき)』
第6位:宙組『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』
第7位:星組『柳生忍法帖』
第8位:雪組『CITY HUNTER』

以上になります。

ショーに引き続き、中間層のランク付けがとても難しかったです・・・
悩みまくった挙句、お話の展開や結末に、何らかの不満があったものを下位にさせていただきました。

 

でも正直、シナリオ中心で評価するなら、外箱・小劇場公演の方が名作揃いだったかな?
小劇場は、大劇場よりも登場人物を絞れるので、話を組み立てやすいということはあると思いますが。
ドラマシティとかの1本物だと、しっかり2時間できますしね。
 

***
 

さて2021年は、コロナ禍は終わっていませんが、宝塚の舞台スケジュール自体は、ほぼコロナ前に戻りました。
2022年は、きっと県境をまたぐ移動の制限が解けて、観客も劇場に足を運びやすくなるでしょう。
 

・・・そのせいなのか、月組ロマ劇の宝塚大劇場チケットが、昨今稀に見る売れ行きだったので、全組観劇派の私はびびっています。
ありがたいことに、コロナ禍でも劇場で全公演見れていたけど、そううまくは行かなくなるのではと。

友の会に入ったのがコロナ直前だったので、通常営業状態の友の会申込みをした経験が少ないのですよね…
先行販売の傾向と対策を研究していかなくては!


当ブログの年内更新は、今回で終わりです。
今年も1年間ありがとうございました。

来年もマイペースでやっていきますが、気が向いた時に覗いていただければ幸いです。

それでは皆さま、よいお年を。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。