桜嵐記 観劇感想(1)

東京への緊急事態宣言再発令で、月組公演どうなるの💦と思っていましたが、新人公演含め、上演されるようでホッとしました。

なんてったって、トップコンビの退団公演
完走できますように!!
 

そして、続く宙組のチケットの売り方は、すごく考えられたんでしょうね。ギリギリを攻めている。

この先のコロナの状況は見通せませんが、せっかく制限するのだから、改善するといいな。。。

 

で、今日の記事は、東京公演も開幕した桜嵐記の、ムラ公演の観劇感想です。
今更すぎてゴメンナサイ。。。

 

最初にシナリオの感想、その後、主要キャスト別の感想を書きます(全2回予定)

物語の根幹に関わるネタバレはしませんが、史実に基づく点や、本作のキャラクター設定などには触れますので、ネタバレを気にされる方は、ご自身の判断で読み進みください。
 

初見後、すぐに書いた感想はこちらです。


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シナリオについて

南北朝時代を生きた実在の人物、楠木正行(まさつら)を主人公に描いた歴史物。
 

私自身は、あまり歴史に詳しくなく、楠木正成にはちょっと親近感があった程度。
※私は神戸に住んでいた時期があるのですが、神戸駅近くに、正行の父・正成を祀った湊川神社があり、楠公(なんこう)さんと呼ばれて親しまれている
何をした人かはよく知らなかったw

そんなわけなので、ロマンスの要素を含ませつつも、軸にあるのは政権争いというがっつり歴史物の本作、初見時は、あまりお話を理解することができていませんでした汗。

歴史的な背景は、冒頭に組長さんが説明してくれるので、さっぱりわからないということはなかったのですが。(あれなかったら、ホント厳しかったと思う)

#そういえば、この説明の前にされていた「拍手は控えてね」の依頼は、いつの間にかなくなってましたね。

 

でも、観劇2回目はだんだんわかってきて、3回目には「無駄のない、よく組み上げられた物語!」と思えるようになりました。
(私の理解は遅かったですが、すんなり理解できる方は、初回から楽しめると思います)
 

「思い」を持った登場人物が多いですが、それぞれの思惑がちゃんと理解できるし、ただ数が多いだけでなく、各人物が物語に必要だったと思える
ただ、その一方で、娘役の目立つ役が少ないことは残念でした。

 

また、歴史物でありながら、ところどころに笑えるシーンもあって、見やすく仕上がっていたのも良かったです。
この笑いがまた、品が良いというかオーソドックスな笑いで、ある意味宝塚らしくて良かった。
 

お話として整っていた点だけでなく、トップスター・珠城さんの退団作品にふさわしいと思える出来だったことも、本作の高評価ポイントです。
誠実な正行が、珠城さんのイメージにぴったりでした。そして、ビジュアルも美しい。

そして、まっすぐ且つ優しい正行と珠城さんを重ねる方が多いのでしょう。
ラストは、劇場が涙に包まれておりました。
 

キャスト別感想(敬称略)

今回は、主演のお二人についてだけ書きます。

珠城 りょう(楠木正行)

本作の主人公で、南朝に仕えた父・正成の遺志を継ぎ、現在は南朝軍の総大将を務める。三兄弟の長男。
 

前述の通り、とにかく真面目、かつ優しい正行の立ち居振る舞いや考え方が、珠城さんのイメージにぴったりでした。

ビジュアルも大変美しく、退団公演にふさわしかったです。
ウエクミ先生、ジェンヌさんの魅力を引き出すのがうまいなぁ。

トップ就任後の珠城さんのビジュアルで、一番好きでした。
同じ和物でも、宮本武蔵とは全然違った~。シュッとしたメイクが似合うのですな。

 

また、珠城さんはこれまで、歌唱面に不安を感じることが多かったのですが、今回はあまり感じませんでした。
歌いやすい音程・テンポだったのかもしれないけれど、歌声に力強さがあり、安定していました。
(直前に見たのが花組だったので、声量の違いが大きく感じられた可能性は否定できません・・・)

総じて、珠城さんの魅力をしっかり感じられる作品で良かったです。
 

美園 さくら(弁内侍)

公家の娘で、今は中宮の女官。家族の仇である北朝の高師直に近寄るため、吉野から京に向かう途中で正行と出会う。
 

この時代の女性で、出で立ちからしてもお嬢様的な人物かと思いきや、一人で敵陣に乗り込む勇気を持ち合わせた強い女性。
もともと、ちょっと気取った感じの声が印象的なさくらちゃんなので、公家出身で意志の強いお嬢様は合っていました。
一方で料理はさっぱりできないという、ちょっと抜けた可愛らしさが、好感度を上げていたように思います。
 

さくらちゃんと言えば歌!だと思うのですが、あまりお歌がなくて残念。。。

後半のショーでもあまり歌がない結果、エトワールを任されたのではと思っています。
退団公演だもの、得意なことを披露する機会は、多めが嬉しいですよね。
 

そして、私はさくらちゃんは洋風の化粧の方が似合うと感じており、今回の弁内侍は、綺麗なんだけどさくらちゃんのベストではない気がした。。。
 

珠城さんの魅力が溢れまくっていた本作なので、同時退団するさくらちゃんが不完全燃焼な気がするのは残念でした。

 

<余談>
初見時、ラストシーンの弁内侍の表情が、悲壮感ただよい過ぎで「これが退団公演の〆!?やだぁ」と思ったのですが、公演期間終盤に見た時は、普通のお顔でした。修正されたのだと思われます。

まぁ確かに、あまり悲しい顔をしたら、死ぬ前提で見送っていることになりますもんね。「どうかご無事で」と祈るはずなので、それはおかしいと思われたのかもしれない。
(初見時の私は、そこまでは気づけていなかったw)


その他の主要キャスト感想を、次回書きます!

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