シャーロック・ホームズ 観劇感想 ~キャスト別感想(1)~

宙組ホームズの、宝塚大劇場公演の感想後編。キャスト別の感想です。
まずは、配役で破線上のお三方について。

先に書いていた感想はこちらです。


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キャスト別感想(敬称略)

※ストーリーのネタバレはしませんが、キャラ設定に触れますので、気にされる方はご自身の判断で読み進みください。

真風 涼帆(シャーロック・ホームズ)

原作のホームズの容姿は「長身・細面」だそうで(知らなかったー)

脚本担当でシャーロック・ホームズファン(シャーロキアン)の生田先生は、それにハマるジェンヌを待ち続けていたそう。確かに、真風さんにぴったりな表現。

また、外見だけでなく、賢人であり奇矯、どこかユーモアがあるというホームズを、実はコメディも行ける真風さんが、うまく料理されていた印象です。
宙組公演では定番になりつつある?アドリブも、いろいろ楽しまれているご様子でした。
 

真風さんの演技といえば、特徴的な語尾(~だぁ)がよく指摘されますが、今回はあまり気になりませんでした。
お歌は特別上手いわけではないですが、音階・声量ともに安定し、聞いても不安になりません。

 

新トップ娘役・潤花ちゃんとの並びの相性も良い感じ。
お二人とも、ジェンヌさんにしては大柄なのと、潤花ちゃんの、年次に見合わない大人びた印象のおかげかと。詳細は、潤花ちゃんへの感想で。

 

真風宙組は、1本物の大作に挟まれた90分作品は、微妙な評価に落ち着く印象がありましたが(苦笑)、今回のシャーロック・ホームズは、お話も、真風さんへのハマり度も、結構良かったと思います!
 

潤 花(アイリーン・アドラー)

まずは、トップ娘役就任の大劇場お披露目、おめでとうございます!

就任の経緯がイレギュラーなので、いろいろ大変だったんじゃないかと勝手にお察ししますが
アイリーンの演技と、スカステなどで見る笑顔を見ていると、ネガティブなことを言う気は失せますね。
アイリーン役、とても良かったです。
 

潤花ちゃんの大人っぽい魅力(容姿・声・演技)が、男たちを手玉に取り、欲しいものを手に入れてきた女詐欺師にぴったりで。
真風さんと、学年差が10もあるようには見えないです。

 

彼女の課題である歌唱力は、オペラ歌手なのに歌うシーンがなかったりしてうまく演出されていますが、聞いた感じ、高音が苦手でいらっしゃるのでしょうね。

歌いながら銀橋を渡る「♪アイリーンの歌」は、低めの音域だからか声も出ているし、良かったです。
真風さんとのハモリの相性は、まだ改善の余地がありそう。
 

芹香 斗亜(ジェームズ・モリアーティ)

恐怖による世界の支配を目論んでいる、根っからの悪役ですが、爽やかな容姿と、芹香さんが意図的に若く設定した精神年齢のおかげで、あまりあくどくない。
そのギャップがサイコパス感を生んでいるとも言えるでしょう。
 

高めの声での演技で、普段気になりがちな滑舌は、それほど気にならなかったです。地声に近いからかな。

前作アナスタシアのグレブのような渋い声も出るので、ビジュアル含め、幅広いお役ができる方だと再認識しました。

 

お歌は、もう。最近はお歌担当の芹香さんですから、問題なし
他の登場人物よりも「聴かせる」曲が多い気がします。

なお、歌うときはいつもの男役の声に戻られて、悪役らしい重みのある声を響かせていらっしゃいました。

 

ちなみに、原作と比べるとビジュアルが一番異なるのではと私は思っていて、最初は抵抗がありました。だんだん慣れましたが。
(単に、私の好みとは少し違っていたので、心のどこかで認めていなかったのかもしれないw キキちゃん推しなのに、今回のビジュアルはキュンとしなかった・・・ ←めっちゃ個人的な理由)

 
「最後の事件」を読んでないけど、「高い知的能力をもった元数学教授」「ロンドンに暗躍する悪党一味の統領」@Wikipediaって、まさに、Wikipediaにあるようなおじさんビジュアルを想定していました。。。
なので、こんな優男が世界征服!?と思ってしまったのですよね。
 

後で知ったのですが、恐らく漫画の『憂国のモリアーティ』に寄せたのかな。

漫画を知っている友人は、何の違和感もなかったらしい。ま、宝塚的には正解だし、精神年齢が幼くても違和感がないですね。


今回は以上。
次回引き続き、その他のキャストについて書きます。

東京公演初日には間に合わなさそう…!(早よ書け)

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