シラノ・ド・ベルジュラック観劇感想 ~シナリオ・演出編~

ちょっと、アナスタシア続きだったので、気分を変えて。
最近の私にしては珍しい速さ(笑)で書きました、星組シラノの感想です。

 

ことなこ(礼・舞空)率いるエル・アルコンチームと、
轟さん率いるシラノチームの2組に別れた、星組の別箱公演。

個人的に、エル・アルコンよりも、物語や雰囲気が私の好みっぽくて期待していたのですが
観劇してみると・・・ちょっと期待しすぎたかしら?という第一印象でした(^^;

劇場で一度見て、なんだか物足りなかったので、ライブ配信でおかわり。
(ライブ配信は、気軽に観劇できてホントありがたい)

2回観劇した上での感想です。
他の媒体(原作の書籍、映画、舞台など)は何も見ておりません。

ネタバレはしておりませんが、気にされる方はご自身の判断でお願いいたします。


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シナリオについて

原作は、実在の剣豪詩人を主人公にして描かれた、有名な戯曲。

過去に何度も舞台化・映像化されており、宝塚でも1995年に「剣と恋と虹と」としてミュージカル化されたことがあります。
(12月にスカステで放映されてたのを、見逃しましたー!後悔。)
 

有名な戯曲と書きましたが、私は、今回の上演をきっかけに初めて知りました。。。
出演者の何名かも「お恥ずかしながら」と正直に白状されていたので、私も白状しますw
 

あらすじ 

主人公のシラノは、剣の腕前と美しい文章を書く才能を持ち合わせた豪傑
ただ、大きな鼻がコンプレックスで、密かに思いを寄せる、従妹で幼馴染のロクサアヌには、何も伝えられずにいた。

そんな気も知らず、ロクサアヌは、シラノが所属する青年隊に新しく配属された、見目麗しいクリスチャンに心惹かれ、彼から手紙をもらいたいと所望する。
クリスチャンもロクサアヌに好意を持っていたが、口下手で武骨者の彼は、恋文を書く素養がなく、困り果ててしまう。

そこでシラノは、自分が代わりに恋文を書くと申し出る。
ロクサアヌは、美しく詩的な恋文がシラノが書いたものとは知らず、クリスチャンへの想いを募らせていくが…。

喜劇だと思って観劇する必要がありました

前情報から、趣のあるラブストーリーだと思って楽しみにしていたのですが
実際に観劇してみると、何かが違って。。。

初回観劇は、「あれ?」と、モヤモヤしたまま、時間が過ぎていった気がします。
 

でも、巷の評価は悪くないし、おかしい、もっと楽しめるはずだと思い(笑)
2回目の観劇になったライブ配信は、心持ちを変えて臨みました。

これは、喜劇だと。

そしたら、やっぱり初回よりは楽しめまして。
何かを鑑賞するときの、事前の心づもりって大切だなと感じました。
 

初回、モヤっとした理由

で、なぜ初回はモヤっとしたのか考えながら2回目を見たのですが
 

物語が急展開したり、
シラノがお人好しすぎて「普通はそうじゃないでしょ!」という展開になったりするので
「趣のある作品」だったらあり得ない展開が多かったのかなと、個人的には思います。
 

でも、喜劇なら、ある程度予想外の展開でも許容できるんですよね。
 

原作自体がこうなのか、2時間半の舞台に収めるためにこうなったのかはわかりません。

実際、かなりコミカルな演技が見られますし、観客の笑いもよく起こったので、
喜劇として演じられているんだろうな~と。

それを、初回観劇時の私が早めに感知できれば良かったのに、
不要なフィルターがかかっちゃってたんだなぁ。
 

事前の心づもりで、受け止め方が変わる人は、そんなにいないかもしれませんが
ご参考までに。。。
 

結論:面白かったのか?

うーん・・・

正直、期待を超えたということはありません。
(1回限りの観劇だったら、恐らく「期待以下」で終わっていた)
 

シラノ・ロクサアヌ・クリスチャンの関係性が面白いので、
もっと詳しく、それぞれの気持ちの動きが見れたら良かったな~とは思ってしまう。
 

でも、2幕の頭までは面白かったです。

ただ、その後がちょっと。
急展開が過ぎたり、終わり方がちょっと雑なような・・・

初回は、緞帳が下りてきた時に「えっ終わり!?」と思ってしまいました。
せっかくの感動シーンなので、もう少し余韻が欲しいっす!

 

素敵なフィナーレがあったのは嬉しいけど、
本編の雰囲気に影響するなら もう少し何か、やり方があったんじゃないかとは思います。
(そう考えると、フィナーレがなかったゲバラは正解だったんだなと)
 

演出面を少しだけ

いつもだと、音楽や舞台装置など、演出についても細かく書くのですが
今回は、いろいろ書けそうになかったので、ひとことずつだけ。
スミマセン・・・

音楽:
曲数はそれなりにありましたが、強く印象に残る曲がなかった。。。

衣装:
中世ヨーロッパのお衣装、素敵でした!
ていうか、皆さんビジュアルがよい!(詳しくは次回)

舞台装置:
轟さんすら驚く「2幕5場」という、場面転換の少なさ。
でも、全く問題ありませんでした。

逆に「いつもは、そんなに場面転換してるのか。慌ただしいな!(見てたらわかんないけど)」と驚きました。


シナリオ・演出については、以上。
次回、キャスト別の感想に続きます。

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