望海さんが生み出す、宝塚と外部の融合 ~ラミン・カリムルー氏との対談を見て~

先日、CS(タカラヅカ・スカイ・ステージ)放送のタカラヅカニュースで、望海さんとラミン・カリムルーさんの対談が放送されました。
10分ほどの対談でしたが、公演の期待度が増したので、ちょっと感想を書いておきます。


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確認:ラミン・カリムルーさんとは

ここを読んでくださっている方に、この事実を知らない方はほとんどいらっしゃらないと思うのですが、一応まとめておきますと

2020年5月に、雪組のトップスター・望海風斗さんが東京と神戸でコンサートをされるのですが、その特別ゲストとして呼ばれているのが、ラミン・カリムルー(Ramin Karimloo)さん。
ブロードウェイで活躍されている、世界的なミュージカル俳優です。

公式サイトはこちら(英語)

※管理人はブロードウェイミュージカルに詳しくないので、恥ずかしながら 詳細は存じ上げておりませんでした。コンサートが発表になってから、いろいろと調べております。

なお、日本のミュージカル界からは、井上芳雄さんがゲスト出演。
私のような、海外ミュージカルに詳しくない人間でも、人気と実力を認識している井上さんが並んでいることで、公演が発表になった時点で「これはすごい!」と思わせるコンサートになっております。

対談を聞いて安心した理由

思っていたよりも、望海さんの希望が反映されているっぽい。

なんとなくそう感じたのが、一番の理由です。

ビッグスターを呼ぶことを勝手に不安視していた

前述の通り、ラミンさん・井上さんは、ミュージカル界を代表するビッグスター。
そんな方々を宝塚歌劇の公演に呼んで大丈夫?と、思ったところが、まずはありました。

世界における宝塚歌劇の評価はわかっていないのですが、
「宝塚音楽学校の研究生」という位置づけで、未熟なスターも少なくないと感じる宝塚の舞台に世界的スターを呼んで、失礼ではないのか?

望海さんの記念すべき公演だからと言って、やりすぎではないのか?

「どうせなら有名どころを呼ぼう、ゲストの舞台の宣伝にもなるから頼んでみよう!」みたいなノリではないのか?

決して、宝塚歌劇を低く評価しているわけではないのですが
小心者の私は、そんなことを思って勝手に不安になってしまったのです。

実際は相思相愛でのオファー成立?

そんな私の心配があったのですが、対談によると
(見えないところで、いろいろと大人の調整もあるかもしれないけれども)

  • 望海さんが、ラミンさんを希望したっぽい
  • そして、ラミンさんも宝塚が何かを認識して、OKしてくれたっぽい

より驚きで、嬉しかったのは後者です。

ラミンさんのゲスト出演が発表されたのは、宙組の「アナスタシア」が発表になった後だったので、ラミンさんがアナスタシアにも出演されていたと知り、そういう繋がりか~と思ったりしたのですが、ラミンさんは、以前から宝塚を知ってくれていたらしい。数年前にガイズ&ドールズを見て感激したとのこと。
しかも、なかなかの高評価。
(というか、日本の大切な伝統文化として認識されているご様子で、そんなにすごいものなのか!?と、改めて「宝塚とは?」を考えたくなりました)

彼のエージェントは宝塚が何かを知らなかったようなので、
ラミンさんが宝塚を知らなければ、オファー自体が断られていた可能性が高い

ぃやー、良かったですね!

「ぜひ一緒に歌ってみたい」と、思い切ってラミンさんをリクエストした望海さんも、ナイスプレーでした!

 
※ちなみに、ゲストの宣伝にもなるということは、やはり否定はできなさそうで
 対談の最後に、しっかり「チェス」の宣伝がありましたね 笑。
 「ラミンさんと対談!?しかもこんな早い時期に、すごい!」と思ったら、そういうことだったかと。

「宝塚らしさ」は、しっかりありそう

もう一つの不安として、外部からゲストを呼んだうえでの
「 迫力あるダンスシーンやバラエティ豊かなシーンで構成したエンターテインメント溢れるコンサート」(公式サイトより)ということで、

せっかくの望海さんのコンサートなのに 、宝塚らしさが薄くなってしまったら残念と思っていたのですが、どうやらその心配は不要そう。

  
望海さん曰く

  • 宝塚の伝統を受け継ぎつつ、新しいことに挑戦していきたい
  • ゲストとは、宝塚の歌も歌う
    望海さんとのデュエットだけでなく、組子みんなで歌うのもある
  • 宝塚でしかできない「男役はかっこよく、娘役はきれいに」をコンセプトに作っていきたい
  • 伝統もあり、一緒に楽しめるところもある内容

とのことです。

  
あとですね、字幕に入り切っていなかったラミンさんのお言葉も含めて、
ラミンさんからは、特別ゲストという位置づけにおごることなく「とにかく自分はサポート役です」という気持ちが感じられて、ジェントルマンだな~ 素敵だな~ と思いました。
(ずーっと望海さんのこと見つめてるしね!)

なので、ラミンさんは変に出張るようなことはなく、公演に深みを出す存在として出演され、雪組公演として楽しめるものになるのではと、期待が高まりました。


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雪組の大きな成長につながる公演に

おごることなく…といえば、望海さんも
今回の共演を、自分だけではなく、組子の成長の機会にしようとされているのを感じて、さすがトップスターだと思いました

世界レベルのパフォーマンスを間近で感じながら学べる貴重な機会ですし、
望海さんも仰っていましたが、宝塚の中だけでもたくさんのことが学べるけれども、外の世界からの学びは、今後の舞台でも大きな武器になると思う。

望海さんがいたからこそ実現するこの機会を、
組子の皆さんには全力で活用してほしいですね

ラミンさんは東京公演のみの出演

こんなにいろいろ書いたのに、ラミンさんがゲスト出演されるのは
全16日中、東京の2日間のみ!(公演としては4回)

うん、見れないね。

そもそも神戸公演も、チケット取れるかわからないし。

雪組生だけのコンサートで十分だと思っていたけど、
望海さんも「コンサートのメイン」だと仰るゲスト共演部分が見れないのが切なくなってきたので、なんとかなりませんか、宝塚歌劇さん!
(権利問題とかで難しそう~!涙)

余談

今回、公演タイトル「NOW! ZOOM ME!!」の読みを、初めてオフィシャルな音(望海さんの読み上げ)で聞いたのですが、「“のーぞみー” じゃないんだった」と思ってしまった 笑
わかっちゃいたけど「ナウ ズームミー」でしたよ。
(細かく言うと、「ズームミー」より「ズーミー」に近かった)
わかっちゃいるけど、つい「のーぞみー」と読んでしまう私です。

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