fff 観劇感想3~キャスト別感想(1)~

観劇感想のインターバルが長くてスミマセン・・・

fffの観劇感想その3、本日はキャスト別感想(1)。
メインキャスト4名(彩凪さんまで)についての感想です。
 

fffの感想は、他に3本書いておりますので、まだご覧でない方は、よろしければこちらもご覧ください。


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主なキャスト別感想(敬称略)

物語や設定のキーとなるようなネタバレはしておりませんが、
未観劇の方で気にされる方は、ご自身の判断でお読みください。

望海 風斗(ベートーヴェン)

※正式な役名は「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」

言わずと知れた大音楽家、ベートーヴェン。
複雑な世界情勢や難聴に苦しみながらも、自らの信念に基づいて作曲し続ける強い人物を、今作で退団される望海さんが演じられています。

宝塚屈指の歌唱力を持つ望海さんだけに、大音楽家を演じられるのも全く違和感がなく、説得力がありました。(ベートーヴェンご本人も歌ウマだったのかは知りませんが。)

そして、単純にビジュアルもはまっていて素敵でした。もさもさ頭でもかっこいいって、すごいわぁ。
 

歌は言わずもがなのうまさで、耳が幸せとはこのこと。
舞台に登場してからの第一声、「ああ〜♪」だけで、心が震えます(初回はこれだけで泣けた)

演技もお上手なので、特に指摘することがないな〜
さすが、(おそらく)今一番人気のトップ様。。。
 

あ、もともと望海さんは、宝塚の男役としてはそれほど身長が高くなく、2番手の彩風さんや次点の彩凪さん(特にスタイルがいいんだ、この2人が)と並ぶと如実に体格差を感じますが、かえって、ベートーヴェンの人間味※が増して良かったように思います。
※ナポレオン(彩風さん)・ゲーテ(彩凪さん)に比べると、思いに正直に生きる姿が人間臭い。
 

退団されることが本当に寂しいですが、満開の状態で去られる姿も美しいですね。
コロナで観劇自体が難しい状況の中、劇場で拝見できて、本当に良かった。
 

真彩 希帆(謎の女)

怪しい雰囲気をまとって、ベートーヴェンの前に現れる女性。
なぜか彼女の声だけは、聴力を失ったベートーヴェンにも聞こえる。果たして彼女の正体は?
 

神出鬼没の「謎の女」、事前情報から人間ではないのだろうと思っていて、たぶんアレだろうと予想をして観劇。
途中「ちょっと違うな?」と思い、某場面で「あぁ、ソレなのね」と思い、劇中ではいろいろな名前を出されるも、ソレが結論だったという存在でした(わかりづらい)

望海さんと共に今作で退団されますが、望海さん(ベートーヴェン)に必要な存在として、有終の美を飾られています。
 

気の強いルイ(ベートーヴェン)にも負けない態度で、ルイに対して「こうしろ」と指示をする、かなり強い女性ですが、真彩さん(以下きぃちゃん)に合ってましたね。
だいきほ(望海さん&真彩さん)は、「トップ娘役が、トップスターを立てて支えるコンビというよりは、2人で切磋琢磨し合ってきた感じ」というのは、よく聞くコンビ評価ですが、その関係性に近いものがあったかと。
 

物語の展開としても、謎の女なしには第九は生まれなかったという流れで、ヒロイン感は薄いけれども、ベートーヴェンに不可欠な存在ということで、だいきほの退団公演にぴったりの設定だったと思います。
速報感想で書いた通り、演出が、望海さんにフォーカスされすぎな印象は受けますが)

惜しむらくは、登場が遅いんですよね・・・
序盤に一瞬出てくるけど、セリフ付きでの登場は結構遅い。
一度出てくると、ルイの傍らにいることが多いので、ずっといるんですけども。
 

大変お歌の上手い きぃちゃんですが、今回、意外と朗々と歌い上げる曲は少ないです。

ただ、セリフ自体が歌のようというか「ルルル〜♪」だけだったり、言葉になっていても「芝居がかり度」が高くて、「美声だな!」というのを常々感じられました
普通に発声しているセリフは、少ないんじゃないかしら。
 

彩風 咲奈(ナポレオン・ボナパルト)

フランスの英雄として名高いナポレオン。
史実に基づき、ベートーヴェンが憧れる存在として登場します。

実際のベートーヴェンとナポレオンは会ったことがなかったそうで、劇中での2人も、夢の中で出会うだけ

それでも、ベートーヴェンに作曲のエネルギーを与えた大きな存在、言うなれば「心の友」として、2番手かつ次期トップの彩風さん(以下咲ちゃん)が演じていらっしゃいます。
 

一番印象的なのは、咲ちゃんの長い脚に、タイトな白パンツが似合うこと!(最初が見た目かい)

一般人離れしたスタイルの方が多い宝塚の舞台上だと、あまり気にせず見てしまうけど、よく考えたら、腰の位置をごまかせない上にあの大きな帽子も被って、スタイルが良く見えるのって相当すごいですよね。
 

咲ちゃんは、もともと声が低めで、通りにくい声質だと思うのですが、落ち着いて軍を率いる強い男という感じで、役に合っていたと思います。そもそも、聞き取りにくいということではないので、問題ないのですが。
 

際立ってこれがすごいということはないけれども(お得意なのはダンスなのでしょうが、お芝居でそこは出ない)、全体の平均値が高い印象の咲ちゃん。
次回からは、ついにトップ就任。
偉大なトップ・望海さんの後任で、体制もがらりと変わりそうなので荷は重そうですが、咲ちゃんの良さを活かした雪組を作っていただければと思います!

彩凪 翔(ゲーテ)

※正式な役名は「ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ」

公式HP上、線上のメインキャストには含まれていませんが
舞台での扱い的に、メインキャストに加えても良いと思ったので、今回まとめて書かせていただきます。

 

本作で退団される彩凪さん

「3番手羽根を背負っても良かったのでは」という声も出るくらい人気の高い方ですから、ナポレオンに次ぐ扱いのお役でした。
ベートーヴェンとナポレオンという、2人の熱い男を冷静に見守る立ち位置で、2人に助言を求められ、意見を述べる存在です(史実上、2人がゲーテを尊敬し、それぞれと対面しているのは事実。助言はしていなさそう)

登場頻度はそれほど高くないですが、2人のヒーローに対して担った役が大きいのですね。
でも退団公演なんだし、もっと活躍してもらいたかったというのが正直なところ。ま、後半のショーは出番が多いので、ファンの方はそれで納得できるのかな。。。
 

お歌が得意というイメージはありませんが、じっくり聴かせるような大曲もなかったので、特に気になりませんでした。

前回、NZMの時も思ったのですが、華のあるお方
今回はおでこ出しスタイルで、しっかりお顔が見えるため、さらに華が際立つな〜と感じました。
長らく雪組を支えてきたこの華を、次回作ではもう見られないというのが、なんだかちょっと信じられない


今回はここまで。

書いてみて思ったのは、雪組の上位層って、お芝居と歌が高めのレベルで揃っている(何か一つが際立っているわけでもない)方が多いのかな。
私が、雪組生にそれほど詳しくないということもありますが、敢えて苦言を呈することがないな~と思いながら書いておりました。だからか、いつもの感想よりは少々あっさりしてますかね。

 
次回は、その他の印象的だったお役の方をピックアップして書かせていただきます。

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