純矢ちとせさんご出演「サクラヒメ」観劇感想 ~運命の相手決めは、予想以上に運次第~

京都・南座に、元宙組のOG・純矢ちとせさんご出演の舞台「サクラヒメ」を見に行ってきました。

公式サイト

  
聞き慣れない“イマーシブシアター”とは、どんなものかと思いながら行きましたが、予想以上に、頭よりも感覚で楽しむ舞台でした。


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確認:イマーシブシアターとは

イマーシブ/immersive
【没入型の/のめり込むような、引き込まれるような】


新しい演劇手法として注目を浴びている、体験型演劇作品の総称。従来の「物語を鑑賞する」スタイルの演劇に対し、「観客の意思で物語に入っていく」かのような体験が出来る。演者と同じ空間に参加したり、観客自身が物語の一部として参加し物語の結末を左右する役割を担うなど様々に参加する。

https://kyoto-sakurahime.com/

各座席の特徴

まだこれからチケットを買う方で悩んでいる方向けに、2階(正面)から見て感じた、それぞれの席の特徴を書いておきます。

ちなみに私は、落ち着いて(笑)全体が見たいと思い、2階席を選びました。
公式(Web松竹)で早めに買ったら、真正面の前列センターだったので見やすかったです^^

※ネタバレ禁止令が出ているので、ストーリーや、具体的な演出には触れない範囲での紹介になります

※3階サイド席での観劇後に、一部修正しました。

○:メリット
△:注意点

1階エリア(移動体験型)

○役者を間近で見られる
 運が良いと、舞台に上がって役者と関わることも可能
○移動可能なエリア内なら、どこで何を見るかの選択も割と自由

△舞台の様々な場所で同時進行する、登場人物全員の演技を見ることは不可能
△床がフラットなので、場所取りに失敗して後列になると、演技が見づらそう
公演時間中(70分間)座れない

2階席

○思ったより近い
(宝塚大劇場どころか、一般的なホールの2階に慣れていると近すぎてびっくりする 笑)
○投票で、物語の展開に意見を言える
 →特定の男優さんを応援している場合は、その意思を伝えられる
○役者が客席に来るので、間近で見ることも可能

△当然ながら、舞台に上がるチャンスはない

<2階の正面席>

他の席よりは死角が少なそう
○後列で、確率は低いが役者と関わるチャンスあり

△前列は、舞台を全体的に見渡せるので、目が足りない
後列は、運命の相手選びにも影響する、ホールでいうアリーナ部分の芝居がかなり見えづらいと思われる(ほぼ見えない?)
 →購入前に座席番号がわかる場合、2階後列だったら、3階を選んだ方がいろいろ見やすいかも。

<2階サイド席>

○すべての階のメインステージ正面側の座席で繰り広げられる芝居が見られる
 →恐らく、3階サイドからは見えない、1階エリアの2階席の真下にあたる場所での演技もそれなりに見える?

3階席

○2階同様、投票で物語の展開に意見を言える
○舞台までの距離は、2階に比べれば当然遠いが、一般的なホールや劇場の2階か、それより近いぐらいの距離感だと感じた。
 →メインステージ正面の座席は、後列も、ある程度角度がついているようで、2階の後列よりは見やすそう
 ※実際に座ってはいないので、予想です

<3階の正面席>

○後列で、確率は低いが役者と関わるチャンスあり
2階席で繰り広げられる小芝居が見えない
 →2階からは3階席の小芝居が見えないので、おあいこですが、頻度が違う(2階席での演技の方が多い)のと、2階で意味ありげな芝居があったので、受ける印象が大きく変わると思う

<3階サイド席>

○前方席でも、メインステージは案外よく見える。
自分の座席側の演技が見づらい
 アリーナ部分は、かなり身を乗り出さないと見えませんでした。
 冒頭の、2階の端で行われる演技は全く見えなかった。


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「運命の相手」を選ぶ基準は、目に入った情報次第

2、3階の観客は、1階の舞台上のいろいろなところで並行して繰り広げられる日常?風景を眺めて、最後に「誰が運命の相手か!?」と聞かれます。

ポイントは、どの席であっても死角があり、すべての情報は得られないということ。
※恐らく意図的にそうなっている

  
特定の男優さんのファンでない限り、見えた範囲でサクラヒメとの関わりの深さを判断して投票するため、席の場所によって、誰を選ぶかは変わりそうです。

  
席の場所は細かく選べないし、隣り合って座っていても、広い舞台のどこを見ているかは人によるので、目から入る情報が様々です。
実際、隣に座っていた友人と、観劇後に感想を言い合ったら「そんなことしてた!?見てない!」ということがありました。

ちなみに、私が座った2階正面からだと、運命の相手だと思えたのは1人だけで、その人に投票しましたが、結果は違ったので、座席の位置が変わると違うのかなー。

  
というわけで、3階のサイド席で、もう一度観劇することにしました!
(Web松竹と各プレイガイドで、サイド席が買えるところを探して購入)

今回は死角になって見えなかった、メインステージとは反対側で繰り広げられた演技が見たくて。
誰を運命の相手に選ぶか、変わるかなー?

<3階サイドでの観劇後に追記>
選ぶ相手は、変わりませんでした!
が、やっぱり違う人が選ばれてしまい、残念な限り。。。

エンディングだけでいいから、全種類動画配信してほしい(切実)
だって、選ばれてからの場面が結構長くて、ダンスもかっこいいのに、見たいエンディングが見れないのが切なすぎます。

一般的な舞台作品とは、楽しむ切り口が違った

セリフや歌は少なく、表情や動作(派手なアクション含む)で魅せる場面が多い舞台でした。

これが、最初に “頭よりも感覚で楽しむ舞台” と書いた理由です。
セリフに関しては、複数の物語が同時並行しているから、少ないのも納得。(…ですが、ちょっと残念!)

そして、ストーリーの内容よりも「何が見えるか」「何を見るか」「誰を選ぶか」「どのエンディングが見られるか」を楽しむ舞台だと思います。
そのあたりが、受け身で見る一般的な舞台とは違う、まさに「イマーシブ」なところなのでしょうかね。

ちゃんと私、イマーシブできてたやん!笑。

  
純矢さん目当ての身からすると、日本舞踊の舞が見れて良かった!

あと、2階正面だったので、冒頭のサクラヒメ登場シーンで、凛々しく美しい純矢さんがまっすぐこちらに向かってきてくださるのが感動的でした。ちょっと泣きそうになりましたわ。

南座で観劇できたことが嬉しい

南座は、主に歌舞伎や日本舞踊など、日本の伝統芸能が演じられる会場なので、関西在住歴10年overで舞台に興味がある私でも、今回が初めての観劇でした。

なので今回、滅多に入れない、登録有形文化財の南座に入れただけでけっこう嬉しかったです。

南座の扉は、若い世代にも開かれている!

今回の客層は幅広かったですが、宝塚に比べると若い女性が多い気がしました。
恐らく、男優さんのファンが多い。
→1階は、目当ての男優さんを追いかけて見ている人が多そうでした。

男優さんには、EXILEの方や2.5次元ミュージカルで活躍されている方もいて、伝統芸能とは明らかに客層が違うはず。

  
南座は2018年に改装して、新たな歴史を刻む土台を整えたわけですが、
サクラヒメのような舞台を公演することで、実質的にも、新しい世代に南座を開くことは、とても良いことだと感じます。(何様)

南座は、伝統芸能だけではない!

  
ただ、客席がなかなか個性的なため、
今回のように、2階の後列からは見づらそうな、アリーナ部分を使うのはもう少し配慮してもらうか
2階の後列のチケットは最後に売るとかした方が良いのではないかな。

と、3階席の埋まり具合はわからなかったけど
2階は後列まで割と埋まっているのを見た私は思ったのでした。

  
  
2回目の観劇も楽しみです♪

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