2019年 観劇満足度ランキング ~ショー編~

投稿済みの、外箱/小劇場(お芝居)編はこちらです。

  
今回は「劇場共通・ショー編」です。
まずはランキングの基本ルールの確認から。


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このランキングの基本ルール

対象となる作品

  • 2019年に初日を迎えた舞台で、管理人・まつりが観劇できた作品のみ(ライブ中継含む)
    ※複数の地域で公演されたものは、一番最初の地域の初日が基準
  • DVD/Blu-rayやCS放送(スカステ)だけで鑑賞したものは、含まない
    ※迷ったのですが、どうしても感動レベルが劇場での観劇に劣るので、同じ土俵には乗せられないと判断しました。
  • 芝居・ショーの2本立て作品でも、ショーのみで評価
    ※お芝居は別にランキングを作成します。

以上の条件を満たすのは、以下の6作品

  • 月組『クルンテープ 天使の都』
  • 雪組『Music Revolution!』 ※大劇場、全国ツアー両方
  • 宙組『NICE GUY!!』
  • 星組『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
  • 花組『シャルム!』
  • 宙組『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』

私の「満足度」のランキングなので、技術レベルやシナリオの品質と単純に比例しているランキングではありません。そして、私の好みが反映されている部分もあります。
そのあたりをご了承いただき、こんな評価をする人もいるんだな~という感じで、見ていただければ幸いです。

では、参りましょう。

第6位

雪組『Music Revolution!』

歌のレベルでいえば、皆さんご存知の通り、大満足の雪組なのですが。
ショー作品として評価すると、イマイチ楽しみ切れなかった作品。

皆さん上手いのだけど、何かが足りないな…というのが一番の感想です。

  
今回、ランキング付けを考えながら気づいたのは、私がレビュー作品に必要だと感じるのは、「各場面にメリハリがありながらも、作品全体でひとつの世界観が作られていること」っぽい。

約1時間のショーは、様々なテイストの場面が用意されていることが必須事項ですが、加えて、ただ様々なだけではなく、すべてに共通した世界観というか、テーマのようなものがあると、一つの作品として楽しい

そう考えた時、世界各国の音楽がテーマになっている本作は、音楽+@の世界観を作ることが難しかったのかもしれません。

作品タイトルからすると「Revolution(革命)」がテーマになっていると面白いのかもしれず、クラシックのアレンジなどは確かにRevolutionだと感じますが、作品に共通しているというわけではない。

淡々と、雪組生の華と実力を楽しむ作品という感じでした。
(ノリノリの音楽もあるのに淡々とは、これ如何にという感じですが。)

詳細な感想は、全国ツアーの時だけ書いてますので、こちらをご覧ください。
地方色を出したことで、面白さが倍増していたことが感じられます。


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第5位

花組『シャルム!』

4位の作品より、少し好みに合わなかったというのが正直なところで、ほとんど差はありません。

最後だから、明日海さんにいろいろな「宝塚らしいこと」をしていただきたい!という思いが詰まった結果、いろいろありすぎかな?と感じたのがひとつ。
地底世界という設定はよくわからなかったし。(ショーを楽しむ上では、あまり影響はないですが)

あと、新作のショーの割に、お衣装がダサくないですか ←
再演だったら諦めるところもあるのですが。。。

でも、同時上演のお芝居(A Fairy Tale)では、設定上ほとんど笑顔になる場面がなかった明日海さんが、ギラギラと男役を楽しまれている様子がわかったのは、とても良かったです。

明日海さんとのお別れを痛感する、最後の場面~黒燕尾は胸にグッとくるものがありました。

花組のダンス力にも圧倒されました。群舞の迫力がすごい!
これは宙組にはできないな~と思いましたもの 笑。

第4位

宙組『NICE GUY!!』

正直、第5位のシャルム!との差はほとんどありません。
推し組補正がかかってしまってスミマセン ←

宙組四天王と評された真風さん・芹香さん・桜木さん・和希さん(全員イニシャルにS)の冒頭の「ナイスガイ」コールから、小粋な色男を楽しむ感じが良かったです。

中詰めもレトロでかわいいんだな~
頑張ってぴょんぴょんしてるキキちゃん(芹香さん)がたまらん。

  
2019年版を見る前に、初演の2011年版をスカステで見た時は「ガチャガチャして疲れるショー」だと思ったのですが(酷)、今回、劇場で見てみるとそんなことは思いませんでした。

で、このランキング作成あたって、改めて2011年版を見てみたのですが、ガチャガチャの原因は、イケメンオークションだったことに気づく。

今回、イケメンオークションは ドンキー&キンキーティーチャーの場面に差し変わっていて「みんなかわいい!」と楽しめる場面なので、藤井先生、改変ありがとうという感じです。
そして意外と、ティーチャーの雰囲気が、オークション司会の北翔さん&最後に登場する祐飛さんをリスペクト?していたことに気づきました。

2019年版は、退団される華妃まいあちゃんの抜擢が目立ったのも印象的でしたが、2011年に同等の役をされているのは、専科の歌姫・美穂さんじゃん…! まいあちゃんにたくさんの花を持たせていただいたんですね。ありがたい。

第3位

月組『クルンテープ 天使の都』

意外でしょうか? でも私は好きな作品です。
同時上演のお芝居「夢現無双」がちょっと残念な感じだったので「クルンテープだけ何回も見たい!」と、当時は思ってたなぁ。

「タイをテーマにしたショー」と知った時は、大丈夫か?と思いましたし
タカラヅカニュース等で事前情報が出る度に、本当に大丈夫か?と思いましたけど

蓋を開けてみれば、伝統的なタイの雰囲気、ムエタイ、ニューハーフショーやクラブを彷彿とさせる現代的な場面まで織り込みつつ、この作品で退団される美弥さんの場面もしっかりとあり、タイを宝塚のショーとして、よくまとめたな!と感心しました。

意外と宝塚のショーに馴染んでいた、金を使ったタイの伝統衣装は良かったですが、黒燕尾のターバンは好みではなかったなー。でも、そこまで徹底して、各場面に何かタイ色を入れようとした?ことがすごい。

個人的に、お衣装MVPは女装の暁さんです。美脚が眩しくて、かっこかわいかった~!

第2位

宙組『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』

東京公演を見られる方には、まだこれからの作品ですが、本ランキングは基準が「最初に公演された地域の初日が2019年」なので、2019年のランキングに入りました。

第4位から3作続けて、藤井先生の作品。

私は藤井先生のショー作品が好きなのですが、それは最初に書いた「各場面にメリハリがありながらも、作品全体でひとつの世界観が作られている」作品が多いからな気がしています。

クルンテープにしろアクアヴィーテにしろ、テーマを見つけてくるのがお上手なのかもしれません。(好きなものをテーマにするって、強いんでしょうね)

  
花組のCocktail、Sante!に続く、藤井先生「お酒シリーズ」のウイスキー編だったわけですが、よくぞ真風宙組に充ててくれた!と感謝です。
色気のある大人な感じが、今の宙組にぴったりだ~!

大人な雰囲気だけでなく、ひたすらに明るいラテンの場面や、華やかでかわいい中詰めもあり、あっという間の1時間。体感時間は15分くらいです。

詳細な観劇感想は、こちらをご覧ください。

第1位

星組『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』

実は、絶対的な1位です。
この作品が良かった!ということを書きたいがために、ショー作品とお芝居のランキングを分けたところがあります。

藤井先生の作品とは対極になるかもしれない、非常にクラシカルな雰囲気が全体に漂う作品ですが、それが良かった
こんなにもクラシカルなのに、飽きが来ず、心に残る。
きっと、年齢・性別を問わず幅広い層に愛される名作だと思います

歌が苦手な印象がある紅さん・綺咲さんを中心に置きつつも、そこが心配にならない構成。

そういえば、大劇場の前作・エストレージャスは、歌うまの礼さんが使われすぎで心配になってしまったし、紅さんは最後に喉を潰してしまうし、大変でしたな。(エストレージャスはテレビでしか見ていないので、ランキング対象外になっております)

次期トップの礼さん・舞空さんは得意のダンスで魅せ、退団者の場面も充実。
最後は、紅さん・綺咲さんの深いコンビ愛を感じる演出で、ほっこり泣ける。

そして何より、ボレロの場面ですよ。
これがもう最高。

演者個人のダンスやビジュアルよりも、団体美を楽しむ作品。
ここまで団体で魅せる演出は、宝塚のショーでは珍しいのではないでしょうか。

激しい踊りがあるわけではない。
静かに、だんだんと盛り上がるボレロのBGMに合わせて、舞台全体を使い、一糸乱れずに踊る星組生が見事です。

1人で見たら単色のシンプルな衣装なのに、団体でグラデーションを作り出す衣装も素敵だった。

ボレロの場面は、定点でずっとステージ全体を映すカメラ映像が欲しいです 笑。
劇場で見ないと分からない良さって、見に行ければ良いけれど、行けない立場になると切ないですね。
今回はありがたくも見に行けたので、幸せでした。

おさらい:ショー作品 第1位~第6位

第1位:星組『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
第2位:宙組『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
第3位:月組『クルンテープ 天使の都』
第4位:宙組『NICE GUY!!』
第5位:花組『シャルム!』
第6位:雪組『Music Revolution!』

以上になります。

どうでもいいですけど、なんでタイトルに「!」付けがちなんでしょうね…笑
「!」がないと、締まりが悪い感じがします?どうだろう。

今年は、新作のショーが多かったんですね。
再演はNICE GUY!!だけか。
宙組贔屓としては、真風さんに待望の洋物ショー新作が来たのが、とても嬉しかったです!しかも良作♪

  
宝塚は、お芝居もいいけれど、ショー作品があってこその宝塚だと思っていまして。

お芝居の出来がどうであれ ←
後半のショーでテンションが上がって、テーマソングを脳内リフレインさせながら帰宅するのが醍醐味だと思っています 笑。

なので、1本物の大作も嬉しいんですけど、芝居とショーの2本物も楽しみにしておりますので!
今後とも宝塚の企画を考える皆さま、よろしくお願いいたします。

残るはラスト、大劇場公演のお芝居ランキングです!

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