WELCOME TO TAKARAZUKA 観劇感想
2020-10-16
2020-11-08

先週観劇した、月組公演の感想を3回に分けて書きます。
今回は、レビュー「WELCOME TO TAKARAZUKA」について。
観劇直後の、感想メモはこちらをご覧ください。
スポンサーリンク
和洋が見事にコラボした、楽しく心地よいレビュー
- 見た目こそ和物レビューながら、音楽は洋風(クラシック)で統一されており、大変華やかで楽しかったです。和物に苦手意識がある方も、とっつきやすいのではないかな?
このあたり、演目名からして外国の方を意識したのかなと感じました。
公演時間45分はあっという間!
- 主題歌がめっちゃ頭に残る(嫌ではない)
そもそも頭に残りやすいメロディーな上に、何度も歌われるから!笑
ソロ曲はあまり記憶に残っていないのですが(汗)、れいこさん(月城さん)上手だな!と思ったのは覚えています。
- 総じて、お歌のレベルが高くて快適なレビューでした。
少人数で歌う場面を与えられた人が少ないという可能性もありますが。。。
- 隊形が美しい群舞が多いので、一度は2階席から見てほしい作品!
印象的だった場面など
印象に残った場面を。順に箇条書きで挙げます。
- チョンパで開幕→さすがの華やかさですが、ちょっと迫力に欠けるように感じたのは、密集対策で舞台上の人数が少ない影響かしら。
<後日、1階から観劇後に追記>
1階から見たら、やっぱり迫力がありました。
2階だと、美しい隊形が楽しめる反面、列の前後の間隔が気になっちゃうんだな。
- コーラス担当の下級生2名が、とっても美声!!耳福。
(A日程:きよらさん・静音さん、B日程:咲彩さん・詩さん)
- 最初の幕から、男役・娘役の選抜メンバーが目立ち、他は探すのにも苦労するという状況がスタート。選抜メンバー以外が目当ての方には、なかなかつらいものがあるっ。
※選抜メンバー
男役:珠城、月城、鳳月、暁、風間
娘役:美園、海乃、天紫
- 皆さん、和物メイクが良い感じ
「和物の雪組」仕込みの月城さんがさすがの美しさだし、さくらちゃんは、トップ娘役就任以降、洋装も含めた中で、私は一番好みでした。
先述の選抜メンバーの中では、暁さんが一番、顔立ちがいつもと違っていて(と私には思えました)、見つけるのに時間がかかりました 汗。
- 雪の巻(♪ヴィヴァルディ「四季」より「冬」)
松本先生+男役3名(千海さん、春海さん、蘭さん)の場面。
綺麗な姿勢の舞だけでなく、結構広い範囲をススススッと移動する松本先生が素敵でした。
盆が回ることによる、空間の演出も面白かった。
幻を演じる男役3名は、ほっかむり+伏し目がちなせいで、公演中は誰かわからなかった…(スミマセン)
ところで松本先生、赤い鳥居とコラボしがちですね。
- 月の巻(♪ベートーヴェン「月光」(ボレロアレンジ))
黒ベースのシックな場面は、暗闇に浮かび上がる衣装と大人数でのダンスが幻想的で、素敵でした。なんとなく、星組エクレアのボレロを思い出した。
昨今、空間演出は、背景に映像を投影することが多いですが、この場面は、満ちていく月と流れ星の照明が、いずれも実際のブツ(大道具とLED)を使われていました。これもまた、味があって良いですね。
- 花の巻(♪チャイコフスキー「くるみ割り人形」より「花のワルツ」)
月城さんと風間さんの、鏡映しの演技がメインの場面。
群舞が多い今回のレビューで、少人数での場面を任されたこの二人ってすごいな、としみじみ。
抜群の美しさの中にもどこか面白みがあり、他の場面とは違う、楽しさを感じる場面でした。
レビューに関しては、このような感じです。
満足度の高いレビューだったので、チケット追加しても良いかも~と思いつつ、同時公演のピガールが、私はそれほど刺さらなかったので、思いとどまっております。。。
ただ、新型コロナの感染対策で、当初1席ずつあけて販売されたものの制限が解除され、いつになく購入しやすいチケットになっているようです。
気になる方は一度、生の舞台をご覧になってみてくださいませ♪
関連記事