SAPAに楽曲提供して下さる三宅純さんってどんな人?(後編)~公開中の映画を見に行ってみた~

宙組「FLYING SAPA」に楽曲提供して下さる三宅純さんについて調べてみたら、これまでに、無意識ながら触れていた作品があったので、それらについて書いたのが前の記事。

 
今回は、「宙組に楽曲提供して下さる三宅純さん」という認識を持って触れた、三宅さんの最新作に対する感想です。
※記事の後半は、宙組関係なく映画に対する感想になっているため、記事のカテゴリは「外部」も併用しております。


三宅さんのことを検索してみると、動画や音楽配信サイトの視聴などを利用して、彼の音楽に触れることができます。

少し聴いてみただけでも「なんだかいいね」「いろいろ聴いてみたい」と思える曲ばかりだったので、しっかりと三宅氏の作品を味わってみたいと思った私は、上映中の映画「9人の翻訳家~囚われたベストセラー~」を見に行ってきました!

公式サイト


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好都合が重なった、運命的な鑑賞

まずは、上映館が少ないこの映画が、気軽に見れて良かった…というのが最初の思いです(←宝塚関係ない)

とはいえ、いつも利用している映画館では上映していなかったので、上映館を調べてみたところ

  • もともと、別の用事で行く予定だった場所の近く(徒歩5分)の映画館でやっている。
  • そして、その予定の日は2/1。一律1200円のファーストデー!
  • さらに、上映終了時間が別の用事の集合時間の30分前!!

これはもう、見に行くしかなかったわけです!

楽曲について(SAPAを意識した感想)

簡潔に言うと、おしゃれな雰囲気が漂う曲が多く、フランス映画にピッタリ!

これらの曲を、宇宙が舞台の演劇に合わせたらどうなるか?と考えながら観賞しました。(ちゃんとストーリーも楽しみましたよ)

映画は現代のフランスが舞台だけれど
ミステリーの雰囲気が、シリアスな雰囲気を醸し出すSAPAのポスターのイメージに合うからか、不思議と違和感がなくて、

寧ろ、
こんな感じの曲で宙組の舞台が包まれるなら、すごく素敵な舞台になると思う!
と、期待が高まりました。


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楽曲について(SAPA関係ない感想)

宙組には関係ないかもしれないけれど、今回の映画に提供された楽曲に関する感想も、三宅さんの音楽への感想としては必要だと思い、書いておきます。

  
今回の楽曲は、ピアノの旋律が美しいものから、ジャズ、ポップ…とまでは行かないけど現代的な曲まで、幅広いテイストでした。でも、どれも作品に馴染んでいた。

→ここが、三宅さんの映画音楽の真骨頂のような気がしています。
 ジャンルを特定せず、様々な場面に馴染みつつも、場面の趣を増す音楽。

宝塚歌劇公式HPに載っているプロフィールに「異種交配を多用した個性的なサウンド」と書いてあり、君が代アレンジはまさにそれ、という感じですが、映画音楽はそうではない。

三宅さんの公式HPのNEWSからリンクされている「9人の翻訳家」に伴うインタビューでしっかり話されていて、「そうそう!」と思いました(何様)↓
(映画を見てからインタビューを読みました)

「普通音楽を作る時はその音楽自体が主役ですが、映画音楽の場合、主体はあくまでも映像、演技、台詞にあるということが大きな違いです。」

「やはり映画は監督のものだと思うので、先ほど言った骨を抜くという作業をする中で、音楽がいかに色彩や空気感を与えられるかということをまず基本に考えます。」

https://numero.jp/interview185/

  
いろいろなテイストの曲がありましたが、中でも冒頭のジャズテイストの曲が好きだったなー。

 
それから、このシーンにこの曲をあてよう、と決めるのは誰なのか(監督?演出?音楽担当?)わかりませんが
不穏な雰囲気が漂う場面で、敢えて華やかな長調のBGMを当てたあのシーンが、印象的でした。
ショッキングなシーンなのに、作品がホラーにならない一因になっている気がした。

  
また、結末をハッピーと捉えるか、アンハッピーと捉えるかは、どの登場人物の目線で考えるかによって変わりますが、それを裏切らないエンディング曲も良かったなー。
なんとなくハッピーなんだけど、完全にハッピーではない曲調。

それでもハッピー寄りに聞こえるのは、主人公(最後に映るあの人)視点で見ればハッピーエンドだから、正しいのかなと。

楽曲関係なく、映画の感想

ストーリーはどうだったか?というと

時系列が行ったり来たりする上に、前半は犯人を明らかにしないように作られているため、各登場人物の設定が読み取り切れなくて混乱しましたが(会話に、実在しない小説の内容がふんだんに盛り込まれているのも、キャラ設定が理解しづらくなる一因だったと思う)
真実が語られ始めてからは、展開にスピード感があって面白かったです。

真実が明らかになり始めるのが思っていたより早くて「もう犯人出てきた!」と思いましたが、 真実の要は別にあって、終盤でしかわからないので、最初の種明かしだけでは終わらない面白さがありました

  
そして、たぶん
創る側の立場になったことがある人ほど、共感できるストーリーかなと。

犯人の動機や、あの人の悲しみは
きっと、ものを作る人なら理解できる。

私は、趣味レベルですが、絵を描いたりお話を考えたりしていた人間として、そう思いました。
(さすがに、それは行き過ぎだと思う展開もありましたけれども)

  
…ということで、作品としてけっこう面白かったので
上映館が近くにある方は
ぜひ見に行って、少しでもSAPAの世界観の妄想に役立てていただきたいです 笑。

果たして、私はSAPAを見れるのか

やはり東京まで観劇に行くのは難しそうなのですが
(そもそもチケット取れてない)

ライビュがあると信じております!!

4月が楽しみだー! ←気が早い

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