アナスタシア観劇感想3 ~演出編①:音楽について~

宙組アナスタシアの観劇感想その3。

演出編は「音楽」「舞台装置」「衣装」の3点ですが
書いたら予想外に長くなってしまったので
「音楽」と「舞台装置」「衣装」の2本に分けます。

いつもの私に比べて、増えすぎだわアナスタシアの感想 苦笑。

その1、その2もありますので
未読の方は、よろしければ併せてご覧ください。

 

今回含め、いずれも、物語の根幹に関わるネタバレはしていませんが、気にされる方はご自身の判断でお願いいたします。


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音楽について

アナスタシアを語る上で欠かせない、音楽の話。

これまた宝塚原作ではないので、すべてが宝塚歌劇の評価にはならないのですが
普通にセリフを言う場面より、歌の場面の方が多いように思うほど、たーくさんある楽曲が、どれも素敵で!
口ずさみたくなる曲、じっくり聴ける曲、脳内リフレインが止まらない曲などさまざまでした。

初回観劇後から、ブロードウェイ版をSpotifyで聴きまくっています♪
(無料だと1か月の聴取時間限度があるけど、しっかり楽しめます。オススメ! すでに私は有料会員ですw)
 

ちなみに、宝塚版の日本語訳詞は、梅芸版の流用がほとんどですが、宝塚用に訳し直されたものもあるようです。どこが違うかはわかりません汗。

 

以下、曲名はSpotify表記の原曲基準で書かせていただきます。
宝塚の公演プログラムに載っている曲名は、接続詞や冠詞もすべて、頭が大文字なのですが
単純にこのほう(タイトルでも、接続詞や冠詞は小文字表記)が好きなので。

大好きな楽曲:In a Crowd of Thousands

楽曲だけでなく、場面演出面にも関わる話ですが・・・

大好きな曲が「In a Crowd of Thousands」と、その歌唱場面。
(どの曲も好きなので、「一番好き」とは書けませんでしたw)
 

この歌を聴きながら、何千人が押し寄せるパレードの中で、ディミトリとアナスタシアがお互いを見つける光景が、脳内に鮮明に描けるんですよね。

技量があれば、このシーンの映像を作りたいw
脳内では完成しているので笑、とりあえず、絵コンテぐらいは描けるかなw
 

二人の記憶が結びつくことで、過去が明らかになっていくのが、ある意味快感だし、同時に二人の心の距離も近づいていくのが伝わって美しい。
それでも、最後は「王族と平民」っていう関係性に落とし込むところが切ないですよね〜
 

ついでに、まどかちゃんの専科異動発表後は、
学年差を超えて、運命的にコンビを組んだ2人の関係性を重ねてしまって、泣ける場面に。。。

(というか、専科異動発表後、二人の歌すべてにいろんな想いを重ねてしまって、泣ける場面が増えました。原曲は、まかまどを意識して書いた曲ではないとわかっているのに。)

単体で良い曲が、美しく重なり合ってもいてすごい

アナスタシアの楽曲で特に素晴らしいと思うのは
素敵な楽曲が、単体としてだけでなく、他の曲や場面と繋がりを作ってるところ。
例えば、
 

グレブが重〜い感情を載せて「The Neva Flows」を歌った直後に、ベロンベロンの酔っ払いが同じ歌を楽しげに歌っていても違和感がなかったり。

ヴラドとリリーのデュエット曲「貴族とただの男」の後、リリーの「Land of Yesterday」と同じメロディの違う歌詞でグレブが歌い出し、いつの間にか、グレブの代表曲「Still」に変わっていたり。

バレエの場面は「In My Dreams」「Once Upon a December」「Close The Door」「The Neva Flows」「白鳥の湖」の重ね技だし(ディミトリのパートも原曲ある?と思いつつ、わからなかった汗)

後者2つは、全く違う曲なのに、これだけ自然に重なり合うことが不思議で、そこまで考えて各曲が作られているなら、本当にすごい。
 

重なりを良くするために、テンポとかを合わせているのかも・・・と、素人なりに思った時に
「My Petersburg」と「She Walks In」の中に、望海さんコンサートの「ノゾミ〜ノゾミ〜♪」が聞こえてくる原因があるのかもしれない、と思いました 笑。
 

宝塚版の特筆ポイント

ここからは、宝塚版オリジナルの要素について書きます。
 

まず、宝塚用にブロードウェイスタッフが書き下ろしてくださったという楽曲「She Walks In」
ディミトリ演じる真風さんのソロ曲で、
実は、元々ブロードウェイ版用にネタとしてあったのに、日の目を見なかった曲とのこと。

それでも、宝塚のために書き上げてもらえるなんてありがたいですな~
真風さんも「これぞディミトリ」と認めてもらえたらしく、嬉しい^^
 

フィナーレのデュエットダンスにも使われており、素敵な雰囲気なのですが、特に、まどかちゃんの専科異動発表後は、泣ける仕上がりになっております。くぅ。
 

元々、アーニャのソロだった「Journey to the Past」が、ディミトリとのデュエットになっているのもとても良い。
ときめきをプラスする、宝塚版にふさわしい変更だと思います。

 

そして、全体的に「コーラスの宙組」の本領を発揮しすぎてて最高
コロナ禍じゃなければ、もっと大人数でのコーラスになって、厚みが増したものもあるんだろうと思うと、残念すぎます!
 

特に印象的なのは(わかりやすく&省スペースで、曲名を出さずに書きますw↓)
「噂話の歌」「列車出発前の歌」「列車の歌」「記者の歌」あたりですが(多いな)
今回、モブも比較的高学年の方が演じている影響があるのか、ハーモニーが、まぁ美しいです。
 

また、メインキャストの皆さん歌が上手いので、ソロも問題なく、
3時間しっかりと歌を楽しめる、ミュージカルとして、とても心地良い仕上がりになっています。
(思えば、歌ウマ下級生のソロを使っていなくてこの満足度はすごいなー。贅沢!)


演出関連の感想は、あと「舞台装置について」と「衣装について」を、次の記事に書きます↓
長々と恐縮でございます。。。

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