壮麗帝 観劇感想 ~シナリオ・演出編~

またまた間が開いてしまいましたが、18日の千秋楽をライブ配信で鑑賞した、壮麗帝の観劇感想です。


コロナ前の元々の日程では、チケットを1枚ゲットしていたのに
敢え無く公演中止。

コロナ後の、公演期間5日かつ、席数半分のドラマシティという激戦には勝てず、悲しすぎたのですが、配信されて良かったーーー!!

 

鑑賞後、Twitterなどの皆さんの感想を見ていたのですが、おおむね好評で、「同感!」と思いながらニヤニヤしちゃいました。
宙組ファンの方からは、特に熱い思いが伝わってきて、Twitterって感情が高ぶってる時に、パッと発信できるからっていいな~と思いつつ、自分で手を出す勇気はないのでした。

 

さて、いつも通り、前・後半の2回に分けまして
今回は前半の「シナリオ・演出編」です。

私が、宙組&若手愛が強めな人なので、早く後半のキャスト別を書きたい!という気持ちがあるんですけど、がんばります笑。

※既に千秋楽を迎えた公演なので、ネタバレは気にせず書きますことをご了承ください。


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シナリオについて

16世紀に、オスマン帝国を最盛期に導き「壮麗帝」と呼ばれたとされる第10代皇帝スレイマン1世の、少年期から晩年までを描いた歴史物。

 
なので、史実に基づくお話なのですが、愛憎入り乱れる、なんともドラマティックな展開!
脚色されている部分もあるとはいえ、作・演出の樫畑先生が「ときめきしかない設定」と感じられたというのも納得です。
 

主人公のスレイマンと、その寵愛を受ける元奴隷・ヒュッレム
その2人の関係を良く思わない、正妻マヒデヴラン
また、奴隷出身でありながら、幼い頃からスレイマンの側におり、その能力を買われて重役に登用されたイブラヒムが、オスマン帝国のためを思って積極的に動くも、スレイマンの思いとのすれ違いが生じ始めて・・・というお話。

ドラマティックでありながら、比較的わかりやすいシナリオで、すんなりと物語を楽しめました。
演者の皆さんが、下級生メンバーが多い(新人公演学年が役半数!)とは思えないハイクオリティで舞台を作り上げてくれたので、ノンストレスだったのも大きい。

終演直後は、良いもの見せてくれてありがとう!!という気持ちでいっぱいでした。

敢えて苦言を呈するなら

年月が唐突に進んでいることが何度かあって、驚きましたが
一番気になったのは、終わり方がちょっと雑だったかなということ。
 

スレイマンがイブラヒムを処刑した時。

ついにスレイマンは鬼になってしまったのか、これからは力で制圧していくんだろうかと、スレイマンを演じるずんちゃん(桜木さん)の鬼気迫る形相以降、悪夢~ムスタファ処刑のシーンで考えたのですが

ヒュッレムの死後、スレイマンおよびオスマン帝国がどうなったかは、よくわからなかった。

まあ、史実では、ヒュッレムの死後のスレイマンは老いていく一方だったようなので、今回の舞台で描く必要性がないということなのかもしれないし、そこまで丁寧に描く時間もなかったとは思いますが。

これは、スレイマンの生涯を描いた物語ではなく、スレイマンとヒュッレムの愛の顛末を描いた物語だと思うべきところなのですかね。
 

もーし、時間不足だったからスレイマンのその後を描いていないのであれば、大劇場版で時間を延長して、じっくり描いてくれても良いのでは!?と、ふと思ってしまうくらいには、面白かったです。

オスマン帝国って、実は私は全く興味なかったですけど、ちょっと詳しく調べたくなる。
樫畑先生の思うツボw

 

余談ですが
文字通りバタバタと人が死ぬので、歴史上の人物としてではなく、ジェンヌさんとして見てしまうとちょっと切ないです。(応援してる宙組生たちだから、余計w)
ストーリー展開上「必要な死」なので、お話へのネガティブな影響はないんですけども。

演出について

音楽について

作曲・編曲は手島恭子さん。
パンフレットに載っている歌詞もなくて、どれとは言えないけれども、耳に残る素敵な曲が多かったです!
 

楽曲だけの効果ではありませんが、プロローグの華やかさが「ザ・宝塚!」という感じで、
私が直近で見たのが、宝塚みの薄いSAPAだったこともあり「宝塚キター!!」とテンション上がりました。
ハレムのコーラスも良かった。

それから、小劇場だけど、ソロ曲がたくさんあったのは嬉しかったな~!
みんなお上手だから、また。
 

あと、主題歌(だと思う)の「す~す~も~う~♪」のところが、すごく聞き覚えがあって、
「なんだっけ・・・“生~き~よ~う~♪”てやつ!」とモヤモヤしたまま解決していないので、誰か教えてください 汗。

フィナーレについて

どこに書こう・・・と思いつつ、どうしても書きたくて、歌とダンスということで演出のひとつとしてここに書きますが。

フィナーレがとても良かったです!

下級生まで参加できている大人な雰囲気の黒燕尾から、娘役を交えてのダンス、シンクロが美しく、多幸感溢れるデュエダン(ずんそらのもデュエダン?笑 こちらも、とても多幸感あった)、美しく迫力あるリフト。
本編がちょっと寂しい終わり方をした上での、笑顔いっぱいのデュエダンって、感動が増しますよね~!

満足。

衣装について

オスマン帝国が舞台ということで、皆さん、エキゾチックな衣装。

宝塚でよく見る欧米の衣装とは違うけれど、華やかさがあって素敵でした。位が高い方の衣装は見た目の重みもあり(実際に重いのでしょうが)、オスマン帝国って、きっとこんな感じだったんだろうな~と思えた。
 

男役はほとんどの方が髭を付けていましたが、なんだろう、みんなとても似合ってました。

髭・ターバンって、扮装ちっくになってもおかしくないのに、浮いた感じがしなくて。
素直に、かっこよかったです。
ターバンとは違う、特徴的な形の帽子?にはびっくりしましたがw
 

そういえば、最初にずんちゃんのターバンビジュアルが公開された時は「すごいでかい・・・。これ、かっこいいのか?」と、少し引いて見てましたが笑、お芝居では全然気にならなかったな。

ターバンを外した、ざんばらずんちゃんの方が、イケメン度が高いとは思ったけど!

 

前半はこの辺で。

次は後編「キャスト別感想」です。

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