FLYING SAPA観劇感想 ~主なキャスト別感想~

お盆期間もバタバタしていて、期間が開いてしまいましたが、主なキャスト別の感想です。

(とても内輪の事情で恐縮ですが、やっと更新できる!と思ってパソコンを開いたら、ブログ更新のための画面が表示されなくなって焦った~~~! どうも、ブログ書くソフトとブラウザのバージョンの相性の問題のようで、ブラウザを変えて回避中。。。)

前編「シナリオ・演出編」の観劇感想は、こちら。

注意:ネタバレについて
当記事は、ストーリー展開の要になる設定には触れておりませんが。観劇しないとわからない内容に触れております。
ネタバレを気にする方は、ご自身の判断で読み進めていただければと思います。


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主なキャスト別感想(敬称略)

前編に書いた通り、「舞台全体の雰囲気を楽しむ作品」だと感じたため、キャスト別の感想が、我ながら薄めです。ご了承ください。。。

真風 涼帆(オバク)

ポルンカに来る前の記憶を失い、今は「兵士」として活動している主人公・オバク役。ミレナと共に、サパに向かう。

キャラ設定の事前情報は「コーヒーが好き」ぐらいしかなかったのですが、本当にそれだけしか言えなかったのだというのが、観劇後だとわかります笑。
重要なキャラ設定は、失った記憶の中にあり、すべてネタバレ要素!

なので、記憶を取り戻すまでは、特に熱い意思を持つでもなく、気だるい雰囲気を醸し出しながら任務にあたる、主人公らしくない主人公かもしれません。
 

が、さすがの真風さん。

たとえ気だるそうでも存在感がすごいので、やっぱり主役なんだなと思える。
脚本・演出の上田先生が、真風さんに当て書いたということに納得です。
 

かっこいいロングコートとはいえ、舞台衣装にしては相当質素かつ地味な印象で、決め台詞もなく、歌もなく、それでも「ザ・主役」だと思わせられるスターって、なかなかいないよね・・・

と思いつつ、退廃的な雰囲気が漂うSAPAの世界観においては、むしろそれが素敵だったような気もします。

星風 まどか(ミレナ)

ポルンカのトップ「総統01」の娘であり、後継者のミレナ役。
ミレナも過去の記憶を失っており、記憶を求めて、願いが叶うというサパの中心部を目指す。
 

ミレナは、セレブのお嬢様というよりは、気の強い、反抗期のお嬢様という印象の役柄。

まどかちゃんは、少女から未亡人まで幅広く演じられる演技達者だと思っていて、気の強いミレナの演技も良かったです。

が、メイクがあまり好みではないんですよね・・・元がかわいらしい顔立ちだからか、赤髪も、なんだかちょっと浮いた感じを受けてしまった。
一方で、幼少期の無邪気な演技は、とても似合ってました
 

歌がなくて残念だった、ということを、前編の「シナリオ・演出編」にも書いたのですが、お歌も上手なまどかちゃんの歌が聴けなかったのは、特に残念!
 

あと、シナリオ上、最終的にオバクと結ばれるわけですが、
これは、トップコンビ間の恋愛要素が必要という宝塚的演出なのか、ちょっと急展開すぎた印象です。
(これはキャストに対する感想ではないですね)

芹香 斗亜(ノア)

地球にいた頃の記憶を保持したまま、サパで過ごす闇医者役。実は、反政府組織の一員。

身分を明らかにせず「謎の医者」である期間が長く、2番手スターの割には、思ったほど目立たないお役でした。(実はそうでもなくて、早い段階で正体を明かしていることに気づいたのは、2回目の鑑賞時)
 

ただし、本作品でただ一人、長めのソロ曲を任されている貴重な存在。
(梅芸での初回観劇時、歌っている芹香さんをガン見しすぎて、その横で進んでいたまかまどのいちゃいちゃに気づかなかったキキちゃんファンは、私ですw)

イエレナへの思いの矢印が、やや片思いっぽいんですけど、一途で、支えるときは支える!という感じがイケメンでした。
一方のオバクには、ノアのような人間味のあるイケメンっぽさがなかったから、余計そう感じたのかも。

その他の印象的なお役(敬称略)

※学年関係なく、私の印象に強く残った順に挙げさせていただきます。

松風 輝(テウダ)

わたし的、SAPAのお芝居MVP!

「え、本職は肝入りの男役の方でしたよね?」と確認したくなるほど、優しいお母さん役がハマってました!
すっしーさん(タルコフ)とのほんのりラブ感も、すごく良かった。

そして、2回目に気づいたけど、冒頭の飴を持った少年もまっぷーさんじゃないですか!
演じ分けがすごすぎる…!(少年はほぼセリフがないけど、動きが若い。)

夢白 あや(イエレナ)

やっぱり彼女はすごい娘役だよ、と思わずにはいられませんでした。

まだ正直、人として好きになり切れないのですが、演技はピカイチだわ。
 

まず、現在のイエレナは、なかなかクセの強い女性なのに、容姿もキツめの演技もハマっている。その上で、幼少期のお嬢様演技もぴったり。(むしろ、現在のイエレナのハード系メイクの方が似合っていたかも。痩せたお顔でも違和感がないからかな。)

昨年の「リッツ・ホテル」のプリンセス役も良かったし、今後、夢白さんがいろいろなヒロインを演じていくのが楽しみです。
…と、たぶんどこかの組ではトップ娘役になると思うので、書いておきます。
 

アクアヴィーテに続き、芹香さんと組んでるけど、どうなのよ。
潤花ちゃんの組替えの話がなかったら、絶対に宙組の次期トップ娘役だと思ってたよ!!

留依 蒔世(タオカ)

あ、役名「ハッピー」じゃなかったんだ 笑

予想以上の活躍でした。
さすが、前作(エルハポン/アクアヴィーテ)で、肩羽根を背負っただけのことはある。

特に前半は、真風さんと組んで「兵士」の任務に当たるので、2番手以上においしい立ち位置なのでは!?と思っていたら、さすがにそうではありませんでした 笑。

彼女は、たくましい男役を任せたら外さない印象ですね。気だるいオバクとは属性が真逆の、熱い兵士で、かっこよかった!
今回はお預けだった、お得意のお歌も含めて、今後を楽しみにしています。

紫藤 りゅう(スポークスパーソン101)

今作から宙組に組替えになった紫藤さん。

わかってたけど、容姿端麗でスタイリッシュ宙組にも似合う!
ウェルカム宙組!
彼女が持つ、オーソドックスな男役の美しさ、大好きです。

組替え祝いなのか、ポルンカ側のお役としては一番目立つお役でした。
セリフが長くて、印象に残りやすいというのが大きいかも。
そんな、早口の長台詞でも聞き取りやすい滑舌がgood!(真風さんと芹香さんのしゃべりが、ちょっと癖あるからね・・・)
 

また、ナウオン出演は、肩羽根の留依君ではなく紫藤さんでしたが、次の大劇場での位置づけはどうなるんだろう。総合的な実力は、留依君の方が上だと思うんですが、それぞれ異なる魅力があって甲乙つけがたい!

暫定4番目だと思うそらくんの同期っていうところもポイントな気がしていて、今後が気になる存在です。

瑠風 輝(ペレルマン)

現在の宙組の若手路線スター内では上位の存在だと思っており、お役も、ミレナの婚約者という大切そうな位置づけでしたが、出番はそれほどだったかな。

でも超絶スタイルのおかげで、ポルンカ住民のモブに混ざってても目立っちゃう 笑。
 

恐らく、公演中止期間中にお顔の黒子を取られたようで、動画や雑誌で「ん?」と思っていたのですが、実際に見て確信。
彼女の、今後への決意を感じます。がんばれもえこちゃん!

山吹ひばり(スポークスパーソン副官)

台詞が多くて目立つ、このかわいい子は誰だ?と思ったら、研2の山吹さんでした。

組配属された頃から、比較的注目されていた方だと思いますが、やっぱり期待されてるのかな。今後が楽しみ。


真風さんがいたからこそのオリジナル作品だというのは確かですが、上で挙げた以外にも、ちょっと目立つお役の多くは、期待されている(と思う)若手が演じていて、将来の宙組への期待が高まる作品でした。
小劇場は下級生までよく見えて、いいですね。

 


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コロナ開けに完走してもらえたことに感謝

これは、キャスト別の感想ではないのですが。

新型コロナの感染拡大防止のために、約4か月休演していた宝塚歌劇団が公演を再開してから、欠員・休演なく千秋楽を迎えられたのは、このFLYING SAPAの大阪公演が最初でした。

出演者がもともと少ないし、公演期間が短い公演ではありますけれども!

 

観客の前で公演できることが貴重だと思える今、やりきってくれた宙組SAPAメンバーに感謝です。

そのために、たくさんのことを乗り越えてきたからこその、初日と千秋楽での真風さんの涙なんだと思う。
(初日は、芹香さんも号泣でしたね。千秋楽は、泣くまいと厳しい顔になっちゃってる芹香さんとまどかちゃんが、これまた胸熱だった)

 

まだ、9月に東京公演が控えています。

どうか、完全完走できますように!

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